OSがWindows 10 Mobileに進化したのを契機に、多くのメーカーがWindows Phoneを投入し始めた。比較的マイナーなメーカーが多いのは、「今からAndroidスマートフォンを出しても大手に太刀打ちできないが、Windows Phoneなら可能性があるのではないか」と考えているかのようだ。
そんな中、メジャーなブランドのVAIOからもSIMフリーのWindows Phone「VAIO Phone Biz」が4月に発売される。法人販売が中心のモデルだが、同社のオンラインストア、一部のMVNO事業者や量販店で一般ユーザーでも購入できる。
VAIO Phone Bizは、その名の通りビジネス向けのモデルだ。本体サイズは77.0×156.1×8.3mm、重量は167gで、スマートフォンとしては大型の部類に入る。液晶は5.5型だが、仕事で使うなら、このくらいの大きさはあったほうがいい。PDFやMicrosoft Officeなどのファイルを閲覧するときの視認性が5.5型と4~4.5型クラスとでは大きく違ってくるからだ。大画面スマホは大き過ぎるという人もいるが、いつの間にか5.5型モデルがすっかり市民権を得ている。
本体の完成度はとても高く、質感も良い。前モデルのVAIO Phoneとは比べものにならない出来栄えで、物欲をそそられること請け合いだ。