2015年1月に発売された「ThinkPad X1 Carbon」(レノボジャパン)は、Ultrabookと呼ばれるジャンルのノートパソコンだ。「ThinkPad X1 Carbon」シリーズの3代目にあたる。14型という大型の液晶ディスプレイを搭載しながら、最軽量構成は約1.3kgと軽く、厚さは約18mmしかない。先代の「新しいThinkPad X1 Carbon(2014年モデル)」(以下、旧モデル)からキーボードやポインティングデバイスを変更、搭載するCPUやSSDなどを一新している。

「ThinkPad X1 Carbon」は、軽量で薄い14型ディスプレイ搭載のノートパソコンだ。2560×1440ドットという高解像度のパネルも搭載できる
「ThinkPad X1 Carbon」は、軽量で薄い14型ディスプレイ搭載のノートパソコンだ。2560×1440ドットという高解像度のパネルも搭載できる
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「Carbon」の名の通り、液晶の背面パネルなどの素材として炭素繊維を利用する。軽量で強度がある素材で、同系統の素材は最新鋭の飛行機や高級スポーツカーなどで使われることもある。炭素繊維の特徴でもある網目模様を、背面パネルにそのまま残した限定モデルも500台発売された(原稿執筆時点では予約終了)
「Carbon」の名の通り、液晶の背面パネルなどの素材として炭素繊維を利用する。軽量で強度がある素材で、同系統の素材は最新鋭の飛行機や高級スポーツカーなどで使われることもある。炭素繊維の特徴でもある網目模様を、背面パネルにそのまま残した限定モデルも500台発売された(原稿執筆時点では予約終了)
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左側面の端子は左から、電源、独自の「OneLink」接続用、HDMI、Mini DisplayPort、USB 3.0、マイク兼ヘッドホンミニピンジャック。OneLink端子は、USB 3.0端子やHDMI端子などを増設できる「ThinkPad OneLinkドック」(別売)という拡張ボックスを接続できる
左側面の端子は左から、電源、独自の「OneLink」接続用、HDMI、Mini DisplayPort、USB 3.0、マイク兼ヘッドホンミニピンジャック。OneLink端子は、USB 3.0端子やHDMI端子などを増設できる「ThinkPad OneLinkドック」(別売)という拡張ボックスを接続できる
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右側面は、USB 3.0端子と独自形状のGigabit Ethernet端子を搭載する。USB端子は給電対応タイプで、パソコンの電源がオフでもUSB機器を充電できる。端子のほかにファンの排出口や、ケンジントンロックの取り付け穴を配置している
右側面は、USB 3.0端子と独自形状のGigabit Ethernet端子を搭載する。USB端子は給電対応タイプで、パソコンの電源がオフでもUSB機器を充電できる。端子のほかにファンの排出口や、ケンジントンロックの取り付け穴を配置している
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