「スマホで処理が重いゲームを遊ぶわけではないが、激安端末ではやりたいことができるかどうか不安」「長い間使い続けられる性能がほしいが、価格は安いほうがいい」。そんなバランス派に注目して欲しいのが、2万円前後の格安スマホだ。

 この価格帯のスマホは、じっくりとゲームを楽しむというのではなく、必要なときにさっと取り出し、メールやLINEといったコミュニケーションに利用したり、SNSを使ったりするユーザーに適している。

 そのため主な評価ポイントは、長時間メッセージを入力しても疲れない「持ちやすさ」や「使いやすさ」になるだろう。また、よりスマホを使いこなしたい人にとって、カメラや独自機能も重要だ。

 実は、この価格帯の格安スマホには、上位モデルが搭載している独自機能・アプリを組み込んでいるモデルも多い。上位モデルの機能をそのまま使えるのは、非常にうれしい。

 今回は「SAMURAI REI」(プラスワン・マーケティング、2万520円)と「P9 lite」(ファーウェイ、2万4500円)、「ZenFone Go」(ASUS、1万9790円)の3機種を選び、使い勝手やお得さなど比較。最後に総合的な評価をした。

左から「SAMURAI REI」「P9 lite」「ZenFone Go」。3台並べるとZenFone Goの大きさが目立つ
左から「SAMURAI REI」「P9 lite」「ZenFone Go」。3台並べるとZenFone Goの大きさが目立つ
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