さまざまなモノがスマホやインターネットにつながる「IoT(Internet of Things)」が最近、注目を集めている。そんななか、KDDIがIoTを活用した傘立て「Umbrella stand」(8070円)とゴミ箱「Dust bin」(6400円)を2015年12月から全国のauショップとオンラインサイト「au WALLET Market」で発売した。

 スマホやタブレットなどのデジタル製品とはひと味違う2製品だが、その機能や使い勝手はどんなものだろうか。実際に使ってみて、その利点や改善点などをチェックしてみた。

傘立ての「Umbrella stand」。価格は8070円。製品底部にLEDを備え、リング状に光る。重りも兼ねた内部の仕切りは取り外し可能
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傘立ての「Umbrella stand」。価格は8070円。製品底部にLEDを備え、リング状に光る。重りも兼ねた内部の仕切りは取り外し可能
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傘立ての「Umbrella stand」。価格は8070円。製品底部にLEDを備え、リング状に光る。重りも兼ねた内部の仕切りは取り外し可能
ゴミ箱の「Dust bin」。価格は6400円
ゴミ箱の「Dust bin」。価格は6400円
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 Umbrella standとDust binは、スマホと連携することで天気予報やゴミの日をLEDの色で教えてくれる製品だ。

 最大の特徴は、専用アプリ「Mono Manager」をインストールしたスマホがそれぞれの製品に近づくと、Umbrella standであれば天気予報、Dust binであれば設定したゴミの日に応じて、LEDの色を変えながら光るという点にある。忙しい朝に「今日は傘を持っていくべきか?」「何のゴミを出す日だったか?」ということを、ユーザーがひと目で分かるように教えてくれるわけだ。