日本ヒューレットパッカードの「HP Stream 11-d000」は2万5800円(税別)という破格のノートパソコンだ。昨年9月末に米国で発表された価格は199.99ドル、「200ドルパソコン」として話題となった機種の日本向けモデルである。残念ながら2万5000円を切ることはできなかったが、十分魅力的な価格といえる。2007年に登場したネットブックの現代版といったイメージだ。価格は8インチのWindowsタブレットと完全にぶつかるが、携帯性よりも、入力のしやすさや画面の大きさを求めるなら十分に検討に値する。
液晶は11.6型、CPUはCeleron N2840を採用、OSはWindows 8.1アップデートの64ビット版を搭載している。ストレージは32GBのSSDと容量は少ないが、クラウドサービスを使ってカバーするスタンスだ。「クラウド世代の新スタイルPC」というのがうたい文句である。果たして値段相応な製品か、それともそれ以上か。細部までチェックしていきたい。
CPU | Celeron N2840(2.16GHz) |
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メモリー | 2GB |
SSD | 32GB |
光学ドライブ | なし |
ディスプレイ(解像度) | 11.6型液晶(1366×768ドット) |
主なインタフェース | USB 3.0×1、USB 2.0×1、無線LAN(IEEE 802.11b/g/n、最大150Mbps)、 Bluetooth 4.0、HDMI出力、SDメモリーカード |
バッテリー駆動時間 | 8時間15分 |
本体サイズ | 幅300×奥行き207×高さ21mm |
重さ | 1.26kg |
OS | Windows 8.1(64ビット版) |
オフィスソフト | なし |