破格の11.6型ノート「HP Stream 11-d000」。直販サイト「HPダイレクトプラス」で2万5800円(税別)、販売開始は2014年12月17日
破格の11.6型ノート「HP Stream 11-d000」。直販サイト「HPダイレクトプラス」で2万5800円(税別)、販売開始は2014年12月17日
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 日本ヒューレットパッカードの「HP Stream 11-d000」は2万5800円(税別)という破格のノートパソコンだ。昨年9月末に米国で発表された価格は199.99ドル、「200ドルパソコン」として話題となった機種の日本向けモデルである。残念ながら2万5000円を切ることはできなかったが、十分魅力的な価格といえる。2007年に登場したネットブックの現代版といったイメージだ。価格は8インチのWindowsタブレットと完全にぶつかるが、携帯性よりも、入力のしやすさや画面の大きさを求めるなら十分に検討に値する。

 液晶は11.6型、CPUはCeleron N2840を採用、OSはWindows 8.1アップデートの64ビット版を搭載している。ストレージは32GBのSSDと容量は少ないが、クラウドサービスを使ってカバーするスタンスだ。「クラウド世代の新スタイルPC」というのがうたい文句である。果たして値段相応な製品か、それともそれ以上か。細部までチェックしていきたい。

HP Stream 11-d000の主な製品仕様
CPUCeleron N2840(2.16GHz)
メモリー2GB
SSD32GB
光学ドライブなし
ディスプレイ(解像度)11.6型液晶(1366×768ドット)
主なインタフェースUSB 3.0×1、USB 2.0×1、無線LAN(IEEE 802.11b/g/n、最大150Mbps)、
Bluetooth 4.0、HDMI出力、SDメモリーカード
バッテリー駆動時間8時間15分
本体サイズ幅300×奥行き207×高さ21mm
重さ1.26kg
OSWindows 8.1(64ビット版)
オフィスソフトなし