先月入手したWindows 10 Mobile機である「FREETEL KATANA01」、そのファーストインプレッションは先日このコラムでお伝えした通り。その際、手元にWindows 10パソコンがなかったので、パソコンとの連携機能を試せてなかった。今回、パソコンが手元に用意できたので、早速つないで連携機能など試してみた。

FREETEL KATANA01が初めてのアップデート

 その前に、KATANA01の更新を「設定」→「更新とセキュリティ」→「電話の更新」の「更新プログラムのチェック」から確認したら、初めて「更新プログラムを利用できます」というメッセージに遭遇。更新プログラムのダウンロードを待って、更新した。20分ほどでアップデートは完了。

図1 購入後初めて見かけた、KATANA01の更新画面。前回はSIMカードを入れてなかったが、MVNOのデータ通信専用SIMもセットアップした
図1 購入後初めて見かけた、KATANA01の更新画面。前回はSIMカードを入れてなかったが、MVNOのデータ通信専用SIMもセットアップした
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 そういえば、手順に何の違和感もなく、すんなりアップデートできたのは、パソコンのWindows 10のWindows Updateとそっくりだったからだ、と後で思い当たった。普段、スマホのOSアップデートはこんな感じではない。

 アップルのiOS機器や、GoogleのNexusシリーズなど、OSメーカーが出している機種なら、こうした手順が普通だ。しかし、ほかのAndroidスマホなどは、メーカーからアップデートファイルをダウンロードしたり、そのスマホ独自のアップデートメニューから作業したりと、アップデート方法がまちまち。さらに、提供は1回や2回、多くて数回で、標準から少しアップデートするだけ。常に最新のOSへのアップデートが提供されるわけではない。

 それがWindows 10 Mobileでは、KATANA01の様子から想像すると、同じOSを搭載したどの端末でも同様にアップデートが提供されそう。常に最新のWindoes 10を利用できるようだ。そんなアップデートに、筆者は明るい未来を感じた。

がっかりな「モバイルコンパニオン」

 アップデートが完了したところで、早速Windows 10パソコンにKATANA01をつないでみた。

 Windows 10パソコンは、少し前によく見ている通販ショップで格安で販売していたNECの11インチタブレット「VersaPro タイプVS」。Core M-5Y10搭載、メモリー4GB、ストレージは128GBのSSD、などという仕様で、以前の「ジーニー君」のように、少ないストレージやメモリーに悩まずに使える。動作もキビキビしていて、電池の持ちもよい。Windows 8.1搭載だったので、しばらく8.1で使い、先日、Windows 10にアップデートした。