a2ps(1)

テキストファイルをPostScript形式に変換する

構文

a2ps [オプション]... [FILE]...

オプション

-q, --quiet, --silent出力を抑制する
-v, --verbose詳細に出力する
-r, --landscape用紙の向きを横長にする
-R, --portlait用紙の向きを縦長にする
--colums=PAGE1枚の用紙に横PAGEページ印刷する
--rows=PAGE1枚の用紙に縦PAGEページ印刷する
--major=colums複数ページを1枚に印刷するとき、縦方向→横方向に並べる
--major=rows複数ページを1枚に印刷するとき、横方向→縦方向に並べる
-A, --file-align=MODE複数ファイル印刷時の挙動を指定する(rank:横ページを使わず縦方向に改行する、page:ページを切り替える、sheet:用紙を切り替える、number=NUM:NUM枚ごとにセットで印刷する)
-j, --borders枠を印刷する
--line-numbers=NUMNUM行ごとに行番号を出力する
-C5行ごとに行番号を出力する(--line-numbers=5と同じ)
-f, --font-size=NUMフォントサイズをNUMとする
-L ,--lines-per-page=LINE1ページあたりの行数をLINE行とする
-l, --chars-per-line=CHAR1行あたりの文字数をCHAR文字とする
-m, --catman1ページあたりの行数をmanページと同様(-L66)とする
-T, --tabsize=TABタブサイズをTAB文字とする
-B, --no-headerヘッダを表示しない
-b, --header[=TEXT]文字列TEXTをヘッダとして表示する
-u, --underlay[=TEXT]すべてのページ下に文字列TEXTを表示する
--center-title[=TEXT]文字列TEXTをページタイトルとする
--left-title[=TEXT]文字列TEXTを左側のページタイトルとする
--right-title[=TEXT]文字列TEXTを右側のページタイトルとする
--footer[=TEXT]文字列TEXTをページフッタとする
--left-footer[=TEXT]文字列TEXTを左側のフッタとする
-a, --pages[=RANGE]印刷範囲RANGEを指定する(「1,3-5,16」など)
-c, --truncate-lines長い行においてはみ出した部分を印刷しない
--end-of-line=TYPE改行文字TYPEを指定する(r, n, nr, rn, any)
-X, --encoding=NAME入力エンコーディングをNAMEとする
-t, --title=NAMEジョブ名をNAMEとする
--stdin=NAME標準入力からの入力時にページヘッダをstdinではなくNAMEにする
--print-anywayバイナリでも印刷する
--toc目次を作成する
-o, --output=FILEプリンタではなくファイルFILEに出力する
-P, --printer=PRINTERプリンタPRINTERに出力する
-P, --printer=displayディスプレイ上でgvを使って表示する
-d標準プリンタに出力する(デフォルト)
FILE印刷ファイルFILEを指定する

説明

テキストファイルをPostScript形式に変換する。デフォルトの動作では標準プリンタに出力する。

使用例

sample.htmlファイルをプレビューする。

$ a2ps -P display sample.html

関連事項

lp