lp(1)

プリンタで印刷する

構文

lp [オプション] [FILE]

オプション

--オプションの末尾を示す(「-」で始まるファイル名用)
-E印刷サーバ接続時に暗号化を強制する
-U USER自分以外のユーザーUSERを指定する
-d PRINTER印刷するプリンタPRINTERを指定する
-h HOST[:PORT]印刷サーバHOSTおよびポート番号PORTを指定する
-m印刷処理が完了したらメールを送信する
-n COPIES印刷する部数COPIESを指定する
-q PRIORITY印刷ジョブのプライオリティを1(最低)から100(最高)で指定する(デフォルトは50)
-s出力を抑制する
-t "NAME"印刷ジョブ名NAMEを指定する
-u USERユーザーUSERで印刷ジョブを登録する
-H HH:MMHH時MM分に印刷する
-H hold印刷ジョブを保留にする
-H immediateただちに印刷する
-H restart完了した印刷ジョブをリスタートする(-iオプションも必要)
-H resume保留中の印刷ジョブを再開する(-iオプションも必要)
-P PAGE-LIST印刷ページを指定する(「1,3-5,16」など)
-o media=SIZEページサイズをSIZEにする(a4/letter/legalなど)
-o landscape横長(90度回転)で印刷する
-o orientation-requested=4横長(90度回転)で印刷する
-o sides=one-sided用紙の片面に印刷する
-o sides=two-sided-long-edge用紙の両面に印刷する(縦長)
-o sides=two-sided-short-edge用紙の両面に印刷する(横長)
-o fitplot用紙サイズに合わせて拡大または縮小する
-o number-up=2用紙1枚に2ページ印刷する
-o number-up=4用紙1枚に4ページ印刷する
-o number-up=6用紙1枚に6ページ印刷する
-o number-up=9用紙1枚に9ページ印刷する
-o number-up=16用紙1枚に16ページ印刷する
-o scaling=NUM用紙のNUMパーセントを使うよう拡大または縮小する
-o cpi=NUMテキストファイル印刷時に、1インチ当たりNUM文字印刷する
-o lpi=NUMテキストファイル印刷時に、1インチ当たりNUM行印刷する
-o page-bottom=NUM用紙の下側余白をNUMポイントとする
-o page-left=NUM用紙の左側余白をNUMポイントとする
-o page-right=NUM用紙の右側余白をNUMポイントとする
-o page-top=NUM用紙の上側余白をNUMポイントとする
FILE印刷ファイルFILEを指定する

説明

プリンタ(印刷管理システム)に印刷要求を送信する。

使用例

sampleファイルを5部印刷する。

$ lp -n 5 sample

関連事項

lpstat、cancel