svn(1)

Subversionを利用してバージョン管理する

構文

svn サブコマンド

主なサブコマンド

add PATHファイルまたはディレクトリPATHをリポジトリに追加予定にする(コミット時に追加)
checkout co REPOURL [PATH]リポジトリREPOURLの作業用コピーをパスPATH以下に取り出す(チェックアウト)
cleanup PATH作業用コピーPATHで未完了の作業を再開し、ロックを解除するなどのクリンナップ作業を行う
commit [-m MES] [PATH]作業用コピーPATHをリポジトリに反映させる(コミット)
copy, cp SRC DSTコピー元SRCをディレクトリDSTへ履歴を保ったままコピーする
delete, del PATHファイルまたはディレクトリPATHをバージョン管理から外す
diff, di PATHリビジョンの差分もしくはパスの差分を表示する
help, h [SUBCOMMAND]サブコマンドSUBCOMMANDのヘルプを表示する(引数省略時は、利用可能なサブコマンドを表示)
import [-m MES] [PATH] REPOURLディレクトリツリーPATH以下をリポジトリREPOURLにインポートする(-mでログメッセージMESを指定)
info PATH作業用コピーPATHに関する情報を表示する
list, li [REPOURL]リポジトリ内のディレクトリエントリをリスト表示する
lock PATH作業用コピーPATHをロックし他のユーザーがコミットできないようにする
log PATHファイルまたはディレクトリPATHのログメッセージを表示する
mkdir REPOURL DIRリポジトリREPOURLに新しくディレクトリDIRを作成する
move, mv, rename, ren PATH NEWPATHファイルやディレクトリをPATHからNEWPATHに移動する
remove, rm PATHファイルまたはディレクトリPATHをバージョン管理から外す
revert PATHファイルまたはディレクトリPATHを前回コミットした時点に戻す
status, stat, st [PATH]ファイルの状態を確認する(A:追加される予定のファイル、M:修正されたファイル、D:削除される予定のファイル、?:バージョン管理されていないファイル)
unlock PATH作業用コピーPATHのロックを解除する
update, up [-r REV] REPOURLリビジョンREV(省略した場合は最新)のファイルをリポジトリREPOURLから取り出し作業用コピーを最新状態にする

説明

バージョン管理システムSubversionのクライアントコマンド。リポジトリから作業用のコピーを取り出し(チェックアウト)、修正後にリポジトリに反映させる(コミット)。

使用例

リポジトリから作業用コピーを取り出す。

$ svn checkout file://devel/project/project01

作業用コピーの変更をリポジトリに反映させる。

$ svn commit -m "sample commit of project01"