会社でSNSを活用していなくても、従業員・アルバイト用にSNS利用のルールは必要だ
会社でSNSを活用していなくても、従業員・アルバイト用にSNS利用のルールは必要だ
[画像のクリックで拡大表示]

 皆さんは、仕事や社内のことなどをSNSに投稿しているだろうか。

 少し前の調査だが、レジェンダ・コーポレーションが2011年10月に実施した「若手社員の意識/実態調査」によると、入社1、2年目の社会人に対して所属する会社にSNSの利用ルール規定があるかどうか尋ねたところ、「規定あり」は17.0%だった。また、会社による利用ルール規定を設けることについて、6割以上が賛成と回答した。過半数以上が規定を設けることに賛成しているのに、実際に規定を設けている会社は2割に満たないのだ。

 同調査では、若手社員のFacebook利用者のうち38.7%が勤務先名を公開していると回答している。最近では、炎上など、社員によるSNS利用で企業が被害を被ることは少なくない。SNSで勤務先名を公開して投稿することで、会社にまで影響が及ぶこともある。

 ソーシャルメディアコンサルタント志田なぎさ(略してSNS)の元には、様々な企業や社員からSNSに関する問題が持ち込まれてくる。なぎさはSNSの導入やビジネス活用だけではなく、社内SNSの活用や、社員のSNSトラブルまでSNSとつくものなら一手に相談を引き受けている。本日なぎさの元に寄せられた相談とは―。