あなたの会社では、仕事の連絡にSNSを利用しているだろうか。

 MMD研究所の「ビジネスパーソンのコミュニケーションツールに関する調査」(2014年4月)によると、仕事に利用しているコミュニケーションツールは、LINEがトップ(「よく利用している」43.3%、「たまに利用している」18.1%)。次いでFacebook(同29.6%、22.3%)、Skype(同12.0%、17.8%)となった。

 さらに、仕事でLINEを利用しているビジネスパーソンに、仕事仲間や取引先の人とLINEで連絡することに対してどのように感じているか聞いたところ、「あまり仕事仲間・取引先の人とは使いたくない」が44.2%となり、「便利だと思う」(39.2%)を上回った。仕事用の連絡においてSNSは便利に使われている半面、本音では仕事で使いたくないユーザーも多いのだ。

 ソーシャルメディアコンサルタント志田なぎさ(略してSNS)の元には、様々な企業や社員からのSNSに関する問題が持ち込まれてくる。なぎさはSNSの導入やビジネス活用だけではなく、社内SNSの活用や、社員のSNSトラブルまでSNSとつくものなら一手に相談を引き受けている。本日なぎさの元に寄せられた相談とは―。