手を替え品を替え、金銭を得ようとする攻撃者に対して、どのように備えておけば安全だろうか。
今実施すべき、主なセキュリティ対策は7つある(図1)。これらを実施していれば、損害を被る可能性は大幅に低くなるはずだ。
ウイルス対策ソフトを導入し、Windows Updateを実行するというのは、セキュリティ対策の根幹だ。ただし今後は、ウイルス対策ソフトではなく、機能が豊富な統合セキュリティ対策ソフトを利用するようにしよう。フィッシングサイトを確認する機能や、ソフトウエアの動作をチェックして不正プログラムかどうかを判定する機能など、複数の対策機能が利用できる環境を整えたい。
Windows Updateについては、設定を「自動的にインストールする」にする(図2)。セキュリティ更新プログラムのインストールを失念して脆弱性を放置し、ウイルスが侵入したということがないようにしたい。