米Facebookは、自社サービスで使用しているデータセンターやサーバーなどのハードウエア仕様をオープン化するために2011年4月、Open Compute Project(OCP)を発足させた。OCPは、現在150社以上が参加するコミュニティに成長しており、2014年に入ってからは米Microsoft、米IBM、米VMwareが相次いでOCPへの参加を表明するなど、大きな注目を集めている。

 なぜ今、ハードウエアのオープン化が注目されているのか。そしてOCPのメリットは何か。今後の展望を含めて、OCPの全容を本特集で紹介する。