ユーザーエクスペリエンス(体験)という言葉が広く聞かれるようになってきた。特にWebデザインやマーケティングの記事の中では、この言葉を見ない日はない。半ば“バズワード”化しているとも言えるが、多くの場合、UXという言葉の真意や可能性を取り違えている。本記事では、様々な観点からUXの本質を考える。
連載
UXの本質
目次
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サービス・ドミナント・ロジックという時代背景(後)
これまでは、顧客第一と言いながらも、ビジネス形態は「販売」だった。そのため顧客へ最適なサービスを提供しようにも、顧客接点が販売チャネルのみとなり、結局は価格競争に陥るという、事業者にも顧客にも望まれない状況を生み出していた。
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サービス・ドミナント・ロジックという時代背景(前)
UXという言葉は90年代からデザインの分野ではよく使われていた。それがどうして今重要視されているのだろうか。「サービス・ドミナント・ロジック(Service Dominant Logic: S-Dロジック)」という点から見ていく。
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「UI/UX」という表現がなぜ誤りなのか(後)
オンラインサービスなど、ユーザーとの接点がUIに限定されているシステムにおいては、UIがUXを規定する大きな要素となっているケースもある。ここではTwitterの例を紹介する。
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「UI/UX」という表現がなぜ誤りなのか(前)
ユーザーエクスペリエンス(体験)という言葉が広く聞かれるようになってきた。特にWebデザインやマーケティングの記事の中では、この言葉を見ない日はない。半ば“バズワード”化しているとも言えるが、多くの場合、UXという言葉の真意や可能性を取り違えている。本記事では、様々な観点からUXの本質を考える。