企業システムは「業務で扱うデータ」を保管し・適切に出し入れする仕組みである。データは日々の業務の遂行を支え、またデータからその企業の姿を分析することができる。しかし、データの信頼性が低ければ適切な分析結果が得られない。そもそもどんなデータを保持しているか完全に把握できていない企業も多い。こうしたデータに関わる問題は多くの企業を悩ませている。実はその根は深い。本特集では、このような問題を抱えたデータを「バッドデータ」と呼び、その問題と対策を考察する。