前々回より、Excelで作った当番表を元にして、担当者が仕事を忘れないようにするちょっとした仕掛けのプログラムをJavaScriptで作っています。今回は、当番日の朝に、リマインドメールを自動送信するプログラムを作ってみます。リマインドメールを送信するために、Googleスプレッドシートを利用します。

当番表データについて

 前回、Excelで作った当番表をテキスト形式に変換するプログラムを作りました。その際、CSVデータも出力するようにしていました。今回のプログラムは、前回作ったCSVデータを元にして、リマインドメールを送信するものです。

 前回のCSVデータをExcelで開いたら、全選択して値を全部コピーしましょう。これで、クリップボードに当番データが入りました。

前回作成したCSVファイルを開いてデータをコピー
前回作成したCSVファイルを開いてデータをコピー
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 リマインドメールを送信するために、Googleスプレッドシートを利用しますので、Googleアカウントを用意してください。まずは、Googleドライブにアクセスして、アカウントを入力して、ログインします。そして、画面左上の[新規]ボタンを押して、次いで「Googleスプレッドシート」をクリックします。

 新規スプレッドシートの画面が出たら、メニューの[編集 > 貼り付け]をクリックして、クリップボードに入っていた当番表のデータを貼り付けます。すると、以下のように表示されるでしょう。

データをスプレッドシートに貼り付け
データをスプレッドシートに貼り付け
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 これで準備が整いました。