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松村太郎の生搾りアップル情報

Appleの2015年を振り返る、年末にソフトウエアで大金星

松村 太郎=ジャーナリスト 2015/12/24 ITpro

 2015年もそろそろ残すところ10日間を切った。本連載をお読みいただいた皆様、どうもありがとうございます。

 今年の最後に、米Appleのソフトウエアに関して、2015年に印象的だった話題を3つピックアップする。

 Appleのソフトウエアは、「OS X」と「iOS」に大別される。加えて、それぞれの環境で動作する自社製アプリ群が存在。サードパーティーの開発者がインタフェースデザインやOSの機能について参照するためのショーケースのような位置付けとされている。

 さらに、Appleがインターネット上で展開するサービスが存在する。その多くが「Apple ID」によって利用できる仕組みだ。加えて、Siriのような「サービス化」されたアプリがいくつか存在する。

 全体的な流れを見ると、2015年は、これらのソフトウエア環境全体で、表立った変化は小さかったと考えている。これらの分野のフロントに立っている人物も変わらず、担当する上級副社長は、インターネットソフトウエア・サービス担当のエディー・キュー氏と、ソフトウエア・エンジニアリング担当のクレイグ・フェデリギ氏の2人だ。

1. Swiftのオープンソース化

写真1●WWDC15でSwiftのオープンソース化を発表するクレイグ・フェデリギ上級副社長
(撮影:松村 太郎)
[画像のクリックで拡大表示]

 こうした流れの中で、Appleにとって2015年のソフトウエア分野での最大のトピックは、毎年刷新されるOSの新機能でもなければ、のちに触れる「Apple Music」でもない。プログラミング言語「Swift」のオープンソースソフトウエア(OS)化だ(写真2)。

 Swiftは2014年6月の世界開発者会議(WWDC14)で発表された新しい言語である。MacやiPhone、iPadのアプリをこれまで以上に分かりやすく、また、より高速な動作を実現できる言語として紹介された。翌年のWWDC15では、「Swift 2」が発表されると同時に、オープンソースへの移行がアナウンスされ、開発者たちを沸かせた。

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