格安Linuxマシンの代表格「Raspberry Pi」を開発するRaspberry Pi財団は、手軽に使えるカメラモジュールを提供しています。実売3000円台で、500メガピクセルの撮像素子を備え、1080pで最大毎秒30フレームの動画が録れる優れものです(写真1、表1)。

写真1●Raspberry Piのカメラモジュール
写真1●Raspberry Piのカメラモジュール
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表1●カメラモジュールの主な仕様
カメラの撮像素子には米OmniVision Technologi es社のOV5647を採用している。
表1●カメラモジュールの主な仕様

 ここでは、このカメラモジュールを活用し、顔認識ができるマシンを作ってみます。