Raspberry Pi用のカメラモジュールの活用法を紹介します。高い動画撮影の性能を生かして、人の顔を動画で録りながらリアルタイムに顔を認識します。実際に“美女Linux”や筆者の顔を認識できました。OpenCVという画像処理ライブラリを活用します。
連載
ラズパイ専用カメラを活用し“美女Linux”を顔認識
目次
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[4]静止画でも動きながらでも顔認識に成功
顔認識させるためには、あらかじめ認識させるための顔データ(写真)が必要になります。前回作成したprepareコマンドを利用してデータを作成します。顔写真を任意のディレクトリーにコピーします。今回は/home/pi/picディレクトリーに「美女Linux」サイトの「まなみん」さんの写真を読み込ませて…
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[3]顔認識用のツールを導入しよう
それでは次に顔認識を実現します。第1回で紹介した画像処理ライブラリOpenCVを利用して、Pierre Raufast氏が作った顔認識可能な動画再生コマンド「camcv」と、顔認識用データを作成するコマンド「prepare」を作ります。camcvと prepareは、先ほどのraspistillコ…
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[2]静止画と動画を撮影してみよう
Raspbianの古いバージョン(2013-02-09-wheezy-raspbian以前)を使っている場合、これから実施する手順の前に必ずOSを更新しておく必要があります。NOOBSで新規に導入した場合も念のために実施しておきましょう。
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[1]OSをセットアップしカメラを取り付けよう
格安Linuxマシンの代表格「Raspberry Pi」を開発するRaspberry Pi財団は、手軽に使えるカメラモジュールを提供しています。実売3000円台で、500メガピクセルの撮像素子を備え、1080pで最大毎秒30フレームの動画が録れる優れものです。ここでは、このカメラモジュールを活用し…
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