富士通でネットワーク機器に関する業務を行う岡田氏。インテグレーション部門の後方支援を行う部署で、機器についてのより専門的な知識が必要とされる業務を担っている。「基礎から勉強できる環境は恵まれていた」と自身が新卒だった頃を振り返りつつ、今は若手に実務に即した学習を用意しているという。理論と実践のバランスのよさが、そこにはあった。

(聞き手は久保田 浩=日経NETWORK


担当している業務内容を教えてください。

 富士通のネットワーク部門に所属しています。富士通やパートナー企業(協力会社など)が受注した、顧客のネットワークインテグレートの業務を、後方から支援する業務をしています。業務を受注した富士通やパートナー企業が実際にネットワークやシステムを構築しますが、私たちはそれに対し、技術的な知識や注意事項、使用する機器の検証結果を元にしたアドバイスをしたり、必要なドキュメントを整理して提供したりします。

 私はそのなかでも、レイヤー2およびレイヤー3の機器をメインに扱う担当です。その他のレイヤーの機器に関しては、ほかの担当者がいます。部門全体の人員で、ネットワーク機器の様々な分野をカバーできるようになっています。

写真●富士通の岡田 孝博氏
写真●富士通の岡田 孝博氏
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