ERPを手掛けるGRANDITは、今回がITpro EXPO初出展。ブースでは、今秋発売予定の新バージョン「Web-ERP GRNDIT ver.2.2」を中心に、ビッグデータ、クラウド、モバイルにフォーカスしてERPをどう活用していくのか、そのソリューションを紹介する。また、同社は会期中にERPをはじめ最新のITエンタープライズアプリケーションの活用事例を紹介する講演「GRNDIT DAYS 2014」も開催する。

写真1●ITpro EXPO 2014に出展するGRANDITのブースイメージ
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写真1●ITpro EXPO 2014に出展するGRANDITのブースイメージ

 同社がITpro EXPOのブース出展を通じて発信したいコンセプトは、ERPの「この先の10年を見越したERPの進化形」と、GRANDITの高橋昇社長室室長は説明する。同社のERPは、各種機能をWeb上で活用できるが、それをさらにクラウドやビッグデータ、モバイルといった、「新しいプラットフォームと組み合わせてどう活用していけるのか。具体的な活用事例を交えたソリューションとして展示する」(高橋室長)。

写真2●GRANDITの高橋昇社長室室長
写真2●GRANDITの高橋昇社長室室長

 ブース出展の中心は今秋に発売予定のERPの最新バージョン「Web-ERP GRANDIT ver.2.2」。これは、企業活動に必要な販売管理や会計系、人事給与系の機能を備えた統合基幹システムで、Microsoft.NET Frameworkを採用し、ワークフロー、EDI、EC、BIなどの各種機能を標準搭載している。それらをWeb上で利用できるようになっているのが、クライアント・サーバー型のERPとは異なる特徴だ。ブースでは、例えば、スマートフォンやタブレットなどスマートデバイスとGRANDIT ver.2.2を組み合わせた活用方法をはじめ、クラウド環境での活用事例なども紹介する。