「ICTで変える2020年のワークスタイル」。パナソニックグループのSIベンダーであるパナソニック ソリューションテクノロジー(PSTC)は、このコンセプトでITpro EXPO 2014にブースを出展する。出展内容は社業全般にわたるが、「ビジュアルコミュニケーション」分野など一端を紹介する。

 パナソニック ソリューションテクノロジー(PSTC)は、パナソニック本体のブースとは別に単独で出展する(写真1)。両者の趣はかなり違う。

写真1●ITpro EXPO 2014に出展するパナソニック ソリューションテクノロジーのブースイメージ
写真1●ITpro EXPO 2014に出展するパナソニック ソリューションテクノロジーのブースイメージ
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 B2B(法人向け)サービスを展示するという点では、パナソニック本体のブース(関連記事:[パナソニック]堅牢タブレットの業務活用訴求、社員が1対1で事例説明)と似ている。だが、PSTCは「2020年のワークスタイル」という未来像に重点を置く。パナソニック本体が実機や納入事例など現在のものを展示するのに対し、PSTCは未来のワークスタイルを見せるために、コンセプト展示も多用する。

5分野30点以上を幅広く展示

 PSTCの事業領域は幅広い。ブースも事業領域に沿って、5つのゾーンで展示する。「(1)オフィス業務」「(2)教育業務」「(3)フィールド業務」「(4)ライフサポート」「(5)施設運営業務」の5つである。展示内容はさらに細分化され、30以上の製品・サービスが勢ぞろいする。

 展示企画を担当する経営企画グループ経営計画チーム・コミュニケーションチームの黒田雅典チームリーダーは「まず、ブース手前のシアターで当社が打ち出す『2020年のワークスタイル』のコンセプトを見て、その後で関心がある展示を見てもらえれば」と話す。シアターでは10分弱のビデオと司会者のプレゼンテーションでコンセプトを説明する。