パナソニックのパソコン・タブレット事業部門(AVCネットワークス社ITプロダクツ事業部)は、ITpro EXPO 2014の展示ブースで、軽量ノートパソコン「Let's note(レッツノート) RZ4」を初披露する。ブース全体は、B2B(法人向け)事業に重点を置くパナソニックの経営戦略を色濃く反映したものになる。

 パナソニックのブース(写真1)は、ITpro EXPO 2014の会場内でもかなり珍しいスペースの使い方をしている。ブースのうち展示スペースは全体の3分の1程度で、残りの3分の2を談話・商談スペースに使うのだ。

写真1●ITpro EXPO 2014パナソニックブースの外観イメージ
写真1●ITpro EXPO 2014パナソニックブースの外観イメージ
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 「パナソニックは、全社的にB2B(法人向け)事業に重点を置く方針を取っている。今回のITpro EXPO 2014でも、法人のお客様の顔が見えるようにしつつ、お客様の声を聴ける場にしたかった」

写真2●展示企画を担当する野村幸司主事
写真2●展示企画を担当する野村幸司主事
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 展示企画を担当するAVCネットワークス社ITプロダクツ事業部国内営業グループ営業企画チームの野村幸司主事はこう話す(写真2)。「B2Bシフト」を鮮明にする経営方針を、ITpro EXPO 2014のブースでも具現化するというわけだ。

コンパニオンではなく社員が応対

 ブースでは、他社にいるような華やかなコンパニオンの姿はない。その代わりに、パナソニックの製品企画担当者や、法人営業担当者が1対1で応対する。