NTTデータは、ITpro EXPO 2014展示ブースで、同社と同社グループ企業が手掛けるサービスやソリューション、最新技術などを紹介する。ビッグデータやクラウド、スマートフォン/タブレットといった従来のテーマに加え、今年は、ウエアラブル端末を活用したソリューションや、同社がパートナー企業や顧客と一緒に実施している「共創型イノベーション」に向けた取り組みなどを新たに紹介する。

写真1●NTTデータグループの展示ブース(イメージ)
写真1●NTTデータグループの展示ブース(イメージ)
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 NTTデータのブースは、展示コーナーと「一昨年、昨年の当イベントで好評だった」(NTTデータ 広報部課長代理の権現智史氏)ミニシアターとで構成される(写真1)。展示コーナーでは、同社が毎年1月に発表している情報社会の近未来展望とITに関する技術トレンド分析「NTT DATA Technology Foresight」を映像化したものを上映するほか、同社と同社グループ企業が提供・提案する最新ソリューションや最新技術のうち18種類を中心に紹介する。

 ミニシアターでは、展示内容に関するプレゼンテーションをする予定。オープンソースの統合運用管理ソフトウエア「Hinemos」については独立した展示ブースを用意し、パートナー企業と共にソリューションを紹介する。

 また同社は、ITpro EXPO 2014に出展すると同時に、同会場内において「NTT DATA Solution Days in ITpro EXPO 2014」と題したセミナーを開催する(開催期間は10月15日から17日まで)。セミナーのスケジュールはの通り。

表●ITpro EXPO 2014会場内で開催されるセミナー「NTT DATA Solution Days in ITpro EXPO 2014」のスケジュール(スケジュールは変更の可能性あり)
表●ITpro EXPO 2014会場内で開催されるセミナー「NTT DATA Solution Days in ITpro EXPO 2014」のスケジュール(スケジュールは変更の可能性あり)
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 「出展やミニシアター、セミナーで今年意識したのはテーマの拡大。当社は、ITpro EXPOをNTTデータグループの総合力をアピールする機会と捉えている。現在注力しているクラウドやアウトソーシング、ビッグデータ、スマートフォン/タブレット、セキュリティといった分野の取り組みを紹介するのはもちろん、新しいテーマにチャレンジしていることを知って欲しいと考えている。そのため、昨年に比べて展示もセミナーも種類を増やした」(権現氏)。

 そうした考えに基づいて実施する新機軸のセミナーには、例えば、NTTデータの新規ビジネス創出プロジェクトから具体例を挙げて、その成功ポイントを紹介する「共創×デザイン -新規ビジネス創出の現場から‐」と題したセミナー(10月15日開催)や、脳科学による次世代ファイナンスサービスの可能性を紹介する「次世代のファイナンスサービスと脳科学」と題したセミナー(10月16日開催)などがある。