iPhoneやiPadユーザーにはすっかりおなじみの「Apple ID」。iTunes Storeから曲や映画を購入したり、App Storeからアプリをダウンロードする際に欠かせないパスポートだが、それ以外にも、アップルが提供するさまざまなサービスで大切な役割を担っているのをご存じだろうか。知らないと損をするApple IDの賢い使い方と、多くの人が出くわすであろう、さまざまな疑問を易しく解説する。

 iPhoneやiPadなどのiOSデバイスで、アプリやミュージックをダウンロードしたことがあるなら、一度はApple IDを使ったことがあるはず。そもそもiOSデバイスを初めて起動したときに、アップルのロゴマークの後にApple IDの入力画面が表示され、Apple IDを持っていないときは作成するように促される。

 Apple IDを新規に作成するには、国名や生年月日の入力から始まって、いくつかの手順を踏まなければならない。初めてApple IDを作成する初心者には少々ハードルが高いのも事実。今回は、アップルストアのジーニアスのアドバイスのもと、新しくApple IDを作成するときに知っておきたいポイントを紹介する。すでにApple IDを使っているユーザーも、自分のApple IDがこれでよいのかを確認してほしい。

銀座や表参道にあるアップルストアで、ユーザーの困った!に答えてくれる頼もしい存在がエキスパートの「ジーニアス」。今回の記事も、彼らのアドバイスを参考に構成した(アップルのホームページより)。
銀座や表参道にあるアップルストアで、ユーザーの困った!に答えてくれる頼もしい存在がエキスパートの「ジーニアス」。今回の記事も、彼らのアドバイスを参考に構成した(アップルのホームページより)。
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