関係する利用部門がそれぞれ勝手なことを言って先に進めない―。こう悩むPMの処方箋になるのが「ステークホルダーマネジメント」だ。関係者全員が同じ目標に向かって協力する。そんなプロジェクトにしよう。
連載
プロジェクトの協力者を増やす
目次
-
ステークホルダーマネジメント 合意形成のワザ
ステークホルダー間の衝突避け、確実な合意への道筋を作る
要件定義の最終段階では、ステークホルダー同士で意見が対立しやすい。協力関係を維持しながら、合意形成を進めよう。本音を聞き出し、納得感を高め、合意を取り付けるワザを紹介する。
-
ステークホルダーマネジメント 会議運営のワザ
キックオフで参画意識を高め、出席しやすい環境を維持する
会議運営の仕方一つで、ステークホルダーは協力的にも非協力的にもなる。一人ひとりの参画意識を高め、協力者になってもらおう。キックオフ、会議進行、計画策定、メンバー変更時のワザを取り上げる。
-
ステークホルダーマネジメント 立ち上げ時のワザ
利用部門の代表者は自ら選び、良好な関係作りに動く
ステークホルダーマネジメントは、プロジェクトの立ち上げ時から始まる。真のキーパーソンを見つけ、関係を築き、活発に議論できるような会議体を設ける。序盤からいきなり協力者を増やすことも不可能ではない。
-
今PMに求められるもの---ステークホルダーマネジメント
協力者を増やす活動は必須、PMBOKでも主要テーマに
ステークホルダーの合意形成が難しくなっている。プロジェクトへの「無関心」「抵抗感」がまん延しているからだ。そんな状況を打破する鍵が「ステークホルダーマネジメント」である。
-
PMの決断:誌上シミュレーション
3人の対立、実力者の横槍、その時あなたはどうする?
ステークホルダーともめるとはどういうことか。PMはどんな決断を迫られるのか。これをリアルに体感してもらうため、二つのストーリーと問題を用意した。問題を解いて、PMとしての経験値を上げてほしい。
-
最新版PMBOKに学ぶ ステークホルダーマネジメント
人間系スキルの重要性が増し、知識エリアとして格上げに
最新版のPMBOKではステークホルダーマネジメントが知識エリアに格上げされた。そこに盛り込まれた知見はどんなものか。PMは何をすべきか。PMBOKの推進団体、PMI日本支部の翻訳責任者が解説する。
日経クロステック Special
What's New
経営
- 「クラウド時代のあるべき運用」を熱く議論
- 大企業にもキントーンの導入が進む理由
- 製造業DX「データドリブン経営成功のシナリオとは」
- NTTドコモ支援の実践型教育プログラム
- ジェイテクトエレクトロニクスのDX事例
- DXを成功に導くITインフラとは?
- NTTデータに優秀なデジタル人財が集まる理由
- オリックス銀行×富士通時田社長 特別鼎談
- ERPプロジェクト≫IT人財の必須条件は
- 脱レガシー案件≫SIerに必要な人財像は
- イノベーションの起爆剤
- 3段階で考える、DXで企業力を高める方法
- 大規模プロジェクトでPMが注意すべき点は
- 大阪・名古屋エリアのDXが注目される理由
- 力点は「未来予測」へ:データ利活用の勘所
- 生成AI活用でSAP BTPの価値が進化
- ServiceNowでDXを加速≫方法は
- SAPプロジェクトの全体像をいかに描くか
- データドリブン基盤でCFP算出作業を短縮