「スマホにしたら通話料が高くなった」と思っている人も多いのではないだろうか。これは、ガラケーの料金プランに含まれていた無料通話分が、スマホではなくなってしまったのが原因。標準では1回目の通話から20円/30秒の通話料がかかるため、高くなるのだ。

 通話料が気になるなら、最近話題の格安通話サービスを検討しよう。高いものでも10円/30秒。キャリアの標準の通話料と比べると半額以下だ(図1)。

通話少なめの人なら断然安い格安通話サービス
図1 主要な格安通話サービスの通話料は、大手キャリアの標準の通話料と比べると半額以下。月額基本料が不要なので確実に料金を抑えられる。ドコモやソフトバンクの新料金プランと比較しても、有料通話が月に88分以内に収まるなら格安通話サービスのほうが安い
図1 主要な格安通話サービスの通話料は、大手キャリアの標準の通話料と比べると半額以下。月額基本料が不要なので確実に料金を抑えられる。ドコモやソフトバンクの新料金プランと比較しても、有料通話が月に88分以内に収まるなら格安通話サービスのほうが安い
[画像のクリックで拡大表示]

[注1]カケホーダイプラン(2700円)から従来の基本料(743円)を除いた額
[注2]auの電話カケ放題プラン(2700円)やソフトバンクの通話し放題プラン(2700円)から従来の基本料(934円)を除いた額
[注3]ここでは楽天でんわ(10円/30秒)を例に比較している

 大手キャリア3社の新しい通話定額プランは、基本料も含め2700円で国内どこでもかけ放題。これらと比べても、通話が月に88分以内(ドコモの場合は97分以内)なら格安通話のほうが安い。月の通話時間がそれほど多くなく、新プランに移行したくない人にぴったりのサービスだ。