基本料やパケット定額料と並行して見直したいのが、オプションサービス(以下、オプション)だ(図1)。スマホを契約した際に加入したオプションがそのままになっていることが多い。たかが月額数百円程度と思っても、年間で見るとかなり高額になってしまうこともあるので注意したい。

 このパートで記載している料金はすべて税別価格です。

オプションを解約するときの判断ポイントは?
図1 オプションは個々では数百円程度でも、複数契約していれば年間1万円以上になることも。通話料割引オプションは元が取れているかどうか、情報コンテンツ系のサービスやオプションパックなどは、使っているかどうかで解約すべきか判断しよう。ただし、故障時の補償系のサービスなど再加入できないものは、安易に解約しないように慎重に判断する
図1 オプションは個々では数百円程度でも、複数契約していれば年間1万円以上になることも。通話料割引オプションは元が取れているかどうか、情報コンテンツ系のサービスやオプションパックなどは、使っているかどうかで解約すべきか判断しよう。ただし、故障時の補償系のサービスなど再加入できないものは、安易に解約しないように慎重に判断する
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 旧プランの通話料割引オプションは、元が取れていないなら解約しよう。実際の通話時間分の料金がオプション料金に満たない場合は損をしている。

 情報コンテンツ系のサービスは使っていないなら即解約したい。必要になったときにいつでも加入できる。故障時の補償サービスは、契約時しか加入できないものが多いので、慎重に検討する。とはいえ、2年間で1万円前後になるので、無料で補償してくれる範囲をチェックして、不要と判断したなら思い切って解約するのも手だ。

 複数のサービスがセットになったオプションパックは、自分が使っているサービスを単体で契約した場合の金額と比べてみよう(図2)。単体契約のほうが安ければ、そちらに切り替えたい。

オプションパックは単体契約と比較(使っているのが留守番電話だけの場合)
図2 オプションパックの中で留守番電話など、一部のサービスしか使っていない場合は、単体契約とパック契約の金額を比較し、少しでもパックのほうが高ければ単体契約に切り替えよう
図2 オプションパックの中で留守番電話など、一部のサービスしか使っていない場合は、単体契約とパック契約の金額を比較し、少しでもパックのほうが高ければ単体契約に切り替えよう
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