中国では、日本円にして1万円代から購入できる激安Windowsタブレットが続々登場している。タブレットとはいえ、立派なWindowsパソコンでもあるそれらの製品は、日本海を越えて一部のマニアにも注目され、秋葉原でも出回りはじめた。

この秋、中国製Windowsタブレットがアキバの主役になる!?

 この夏、中国の複数メーカーからWindows 8搭載タブレットが登場しはじめた。注目すべきはそれらの価格で、日本円にして1万円超。メーカーサイトでの直販がメインだが、すでに秋葉原のショップにも入荷され、完売となるほどの人気らしい。ちなみに、中国ではタブレットの注目度は低く、いまだにWindows 7が主流。新OSの情報はPC系メディアなどで紹介されるにとどまっており、Windows 8搭載タブレットは一部のマニアが注目している程度だ。

 タブレットながらWindows搭載パソコンが超低価格ということで、筆者も勢いに乗って2台購入した。1台は中国の低価格パソコンメーカー「神舟(Hasee)」がリリースした「飛天AT10-U10 D1」、もう1台はタブレットメーカー「酷比魔方」の「iwork 8」だ。購入価格は前者が1499元(約2万5000円)、後者が799元(約1万3000円)だった。

左が酷比魔方のiwork 8、右手前が神舟の飛天AT10-U10 D1、ちなみに右奥は13.3型のASUS TransBook TX300CA
左が酷比魔方のiwork 8、右手前が神舟の飛天AT10-U10 D1、ちなみに右奥は13.3型のASUS TransBook TX300CA
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横から見るとiwork 8の薄さが目立ち、飛天AT10-U10 D1はかなり分厚く見えるが案外悪くない
横から見るとiwork 8の薄さが目立ち、飛天AT10-U10 D1はかなり分厚く見えるが案外悪くない
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