米アップルは10月27日(米国時間)、米サンフランシスコで発表会を開催し、新型MacBook Proなどの新製品を発表。Retinaディスプレイ搭載以来の大型リニューアルとして注目を浴びた(関連記事)(写真1)。
本記事では、毎日の仕事に11型のMacBook Airを持ち歩いている筆者の視点から、ライブ中継で配信された情報をベースに新MacBook Proの注目ポイントを解説する。
最大の注目は「Touch Bar」か
まずは新型MacBook Proの概要をまとめておこう。画面サイズは、従来通り13型と15型の2種類。CPUには第6世代Coreプロセッサー(Skylake)を搭載、メモリーは最大16GBと、期待された32GBの選択肢はなかったものの、15型モデルのSSDには新たに2TBが登場。基本性能を向上させつつ、本体サイズは小型、薄型化、軽量化を果たした(写真2)。
注目の新機能が、キーボードに搭載された「Touch Bar」だ。これまでファンクションキーが位置していた列にディスプレイが埋め込まれ、アプリやコンテキストに応じてさまざまなボタンやコントロールが動的に表示される(写真3)。