キヤノンは2017年8月31日、A4対応インクジェット複合機「PIXUS」(ピクサス)の新機種3シリーズ8モデルを発表した。コンシューマー向けに、インクのランニングコストを従来の3分の2程度に下げた「XK」シリーズ2モデルを新たに投入(写真1)。2016年に登場した「TS」シリーズは、マイナーチェンジとエントリーモデルの強化を経て、4モデルをラインアップした。
一方、小規模企業/SOHO向けには、ADF(自動原稿送り装置)とファクスを搭載した「MX923」を全面刷新し、新たに「TR」シリーズとして2モデルを投入した(写真2)。
発売は、XKシリーズとTSシリーズが9月22日、TRシリーズが10月5日である。
また、今回発表の主要モデルを対象に、「PIXUSプリント枚ル」と呼ぶポイントサービスを開始する。純正インクカートリッジの装着や印刷枚数などに応じてマイル(枚ル)が貯まり、同社のオンラインショップで使えるポイントやJCBギフトカードに交換できる。
ポイントサービスの導入は、プリンター業界では初の試みだ。