海外で爆発的ヒットを記録し、社会現象になっているスマホゲーム「ポケモンGO」。日本では海外よりもサービス開始が遅れたこともあり、どのようなゲームか気になっている人も多いだろう。
筆者は7月中旬から欧州に滞在しており、米国に続いてサービスが始まったポケモンGOを連日プレーしている。その体験を基に、ポケモンGOがどのようなゲームなのかレポートする(写真1)。
基本は街中を歩き回る位置情報ゲーム
ポケモンGOのアプリはiPhone用とAndroid用が提供されており、いずれも無料でインストールできる。パケット通信料などを除き、基本的なゲームプレーは無料で楽しめる。
アプリの初期バージョンでは、Googleアカウントと連携時のアクセス権の処理が不適切であることが指摘されたが、現在のバージョンでは改善されている。
早速ゲーム画面を見てみよう。基本的な画面は、マップ上に自分のキャラクターが表示された状態だ。マップは現実世界と同じもので、道路を中心に大きく簡略化された地図が表示される。現在位置はGPSを利用して取得している(写真2、3)。
マップ上に青いマーカーで表示されているのが「ポケストップ」だ。ポケストップでは、様々なアイテムを入手できる。都市部であれば、交差点やブロックごとに1個といった間隔でポケストップが配置されている。郊外に行くとポケストップの数は少なくなるため、ゲームを早く進めたいならば都市部が有利だ。
ポケモンGOを起動した状態で歩き回っていると、マップ上に「ポケモン」が出現する。ポケモンをタップすると捕獲画面になり、「モンスターボール」を投げるミニゲームによって、ポケモンを捕まえることができる(写真4)。