ファーウェイ・ジャパンは2017年7月4日、同社初となるクラムシェル型のノートPC製品「MateBook X」を、日本市場向けに発表した(写真1)。

写真1●MateBook X(撮影:山口 健太、以下同じ)
写真1●MateBook X(撮影:山口 健太、以下同じ)
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 ファーウェイはSIMロックフリーのスマートフォンが人気を博しており、デバイス事業を急速に拡大させる中で、初のノートPC製品として注目される。今回、発売前のMateBook Xを試用する機会を得たので、ファーストインプレッションをお届けしよう。

ファーウェイ製品のデザインを継承

 2016年にファーウェイ初のWindows PC製品として登場したのが、タブレット型2-in-1の「MateBook」だ。2017年5月にはドイツ・ベルリンで「MateBook X」を含む第2弾製品を発表し、日本市場にも投入する形になった。

 日本向けモデルの製品構成は、最上位モデルがインテルの第7世代Core i7プロセッサーと512GBのSSDを搭載。標準モデルでは第7世代Core i5プロセッサーと256GBのSSDを搭載する。メモリーはすべてのモデルが8GBを搭載する。

 想定売価はOfficeを搭載しない最廉価モデルが14万4800円、Officeを搭載した最上位モデルが20万1800円(いずれも税別)。アップルの12型MacBookを意識した価格帯といえる。

 まずは本体デザインを見ていこう。本体素材には周囲にダイヤモンドカット加工を施した金属ボディを採用しており、ファーウェイのスマートフォンやタブレット端末に近いデザインだ(写真2)。

写真2●ファーウェイ製品のデザインを継承
写真2●ファーウェイ製品のデザインを継承
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