トリニティが2017年6月9日に発売したスマートフォン製品の第2弾「NuAns NEO[Reloaded]」。初代モデルはOSにWindows 10 Mobileを採用した挑戦的な端末だったが、今回は要望の多かったAndroidを採用したことで好評を得ている(写真1)。

写真1●Androidを搭載したトリニティのスマートフォン製品の第2弾「NuAns NEO[Reloaded]」
写真1●Androidを搭載したトリニティのスマートフォン製品の第2弾「NuAns NEO[Reloaded]」
(撮影:山口 健太、以下同じ)
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 筆者は発売前に予約して自腹で購入したものの、残念ながら初期不良とみられる不具合があり、修理に出すことになってしまった。その体験も併せてレポートしたい。

カバーを組み合わせる独創的なデザインは共通

 NuAns NEOの特徴である、本体とカバーを分離した独特のモジュール構造は初代モデルと共通だ。そのうえでReloadedではCPUやメモリー、ディスプレーなどスマホとしての基本性能を向上させ、指紋認証や防水、おサイフケータイといった新機能も搭載した。

 パッケージデザインも初代と同じ「貯金箱にもなる」構造を踏襲(写真2)。本体には出荷時から半透明のカバーが装着されるようになり、別売りのカバーを買い忘れてもある程度は使えるよう配慮された(写真3)。

写真2●NuAns NEO[Reloaded]のパッケージ
写真2●NuAns NEO[Reloaded]のパッケージ
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写真3●とりあえずは使えるカバーが付いてくる
写真3●とりあえずは使えるカバーが付いてくる
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 別売りカバーの仕様も初代モデルと共通(写真4)。デニムやストーンなど、新たな素材も追加された。ECサイトや家電量販店で売られていて、価格は安い。一時期はカバーの在庫がかなり少なくなっていたが徐々に回復しつつあるようだ。

写真4●様々なカバーを組み合わせて楽しめる
写真4●様々なカバーを組み合わせて楽しめる
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