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ITpro Report

[脳に挑む人工知能7]人工無脳から弁護士の代替まで、言語処理のビジネス鉱脈 (2/7)

浅川 直輝=日経コンピュータ 2015/03/05 日経コンピュータ

プロのライターが大量の会話を用意

写真3●リクルートジョブズとリクルートテクノロジーズが提供しているLINE公式アカウント「パン田一郎」
[画像のクリックで拡大表示]

 FAQを基にした銀行の対話エージェントが「質問を増幅させる」試みとすれば、リクルートジョブズがLINE公式アカウントとして公開した対話エージェント「パン田一郎」は、「回答を増幅させる」という真逆のアプローチを取ったものだ(写真3)。

 友だち数が1000万人を突破、「付き合って」と告白された回数は10万回――。

 Siriなどのプリインストールアプリを例外とすれば、ここまでユーザーの支持を得た対話エージェントは、歴史上珍しいだろう。

 パン田一郎は元々、求人検索などアルバイト探しを支援する対話エージェントとして、2014年7月に公開されたもの。ただ、「さみしい」など意味のないつぶやきにも気の利いた答えを返してくれる間口の広さがウケて、「癒やされる」「仕事のグチも聞いてくれる」としてたちまちLINEの人気者となった。

 「自然言語処理としては枯れた技術を使っているが、機構がシンプルでも、意外に楽しんでもらえることが分かった」と、パン田一郎の自動対話技術を開発したリクルートテクノロジーズ ITソリューション統括部 アドバンスドテクノロジーラボ(ATL)の大杉直也氏は語る。

 同氏によれば、パン田一郎の対話エンジンは「愚直に形態素解析(日本語文から単語、品詞を切り出すこと)で重要なキーワードを抽出し、会話データベースからそのキーワードに関連した会話を正規表現で検索する」というシンプルなものだ。

図1●「パン田一郎」の自然言語処理アルゴリズム(リクルートテクノロジーズのWebサイトより)
[画像のクリックで拡大表示]

 例えば、ユーザーからの問いかけにアルバイトというキーワードが出ればアルバイト関連の、天気であれば天気関連の回答を返す(図1)。同じ問いかけに対して、回答がランダムに変わることもある。例え、ユーザーとパン田一郎との間で会話が続いているようにみえても「会話と会話の間に時系列的な関連性はない」(大杉氏)とのことだ。

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