やり取り型攻撃とは、標的型攻撃の一手法。
メールなどでのやり取りを経て担当者の油断を誘い、攻撃の精度を高めようとする。
IPA(情報処理推進機構)は2014年5月、同時に複数の組織を狙う攻撃者の実態を解説するレポートを公開した。
分析に当たったIPAの専門家に手口と防御策を解説してもらう。
手口を知って防御策を立てる
やり取り型攻撃とは、標的型攻撃の一手法。
メールなどでのやり取りを経て担当者の油断を誘い、攻撃の精度を高めようとする。
IPA(情報処理推進機構)は2014年5月、同時に複数の組織を狙う攻撃者の実態を解説するレポートを公開した。
分析に当たったIPAの専門家に手口と防御策を解説してもらう。
IPA(情報処理推進機構)のサイバー情報共有イニシアティブ(J-CSIP)が、2014年5月末に公開したレポートで、やり取り型攻撃の恐るべき全貌を明らかにした。第3回の今回は、攻撃者の手口から見えてきた狙われる組織側の具体的な対策を解説する。
IPA(情報処理推進機構)のサイバー情報共有イニシアティブ(J-CSIP)が、2014年5月末に公開したレポートで、やり取り型攻撃の恐るべき全貌を明らかにした。J-CSIP組織単体では認識できなかった、攻撃者の具体的な振る舞いや手口を明らかにし、対策に結び付ける動きが始めている。第2回の今回は、攻…
やり取り型攻撃とは、攻撃者がターゲットとする組織の担当者と、メールなどでのやり取りを経てからウイルスを送り付ける攻撃手法である。その目的は、ウイルスファイルを担当者に開かせて、パソコンを乗っ取ること。ここから組織のネットワークへ侵入し、諜報活動を行う。