LEDや有機ELを用いた次世代照明に詳しい筆者が、転換期にある照明分野の新しい市場や応用の可能性を探るコラムです。先進国はもちろん、巨大市場の中国をはじめ、これから普及が本格化するASEAN(東南アジア諸国連合)などの新興国の動向にも目を向け、実際に現地を歩き、さまざまな人々と話す中で見つけた現場感ある旬の話題をお届けします。
アジアで花開く次世代照明
目次
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インドネシアの中間層増加に呼応し現地向けデザイン導入へ動くパナソニック
ASEAN地区に属する、タイ、インドネシア、ベトナム、マレーシア、ミャンマーにおけるLED照明の今後についてシリーズでお伝えします。今回はインドネシア編です。
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17兆円市場へ、動き出した中国LED照明
2014年、家庭を射程に内需が拡大
2014年、中国のLED照明産業はさらなる拡大期に突入する。これまで中国のLED照明産業は欧米市場への製品輸出がメインだったが、新興国市場への輸出拡大に向けた動きが本格化し始めた。国内市場では、これまでけん引してきた政府による公共事業に加えて、13億人超の人口を抱える巨大な一般家庭向けの販売がつい…
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LED照明は、生活の質を高められるか
世界最大の展示会に見る照明の近未来
LEDパッケージの開発企業が新たな技術の方向性を模索している。これまでLEDパッケージで主流の差異化のポイントは、明るさだった。ここにきて、内蔵するLEDチップの極小化や、鮮やかな色の表現などを志向する次世代コンセプトの製品が登場し始めている。
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LED照明、事業転換を余儀なくされた国内大手が見せたもの
LED Next stageに見る次世代照明の今
LED照明は白熱電球や蛍光灯などの既存照明に代わり、特別感のあるものではなく、名実ともに身近な存在となった。最近の関連展示会は、ひところの賑わいやギラギラ感を失いつつある。これはLED照明市場の成熟を意味していると言えそうだ。
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ASEAN地域で普及が最も進むタイ、販売チャネル開拓がカギ
ASEAN地区に属する、タイ、インドネシア、ベトナム、マレーシア、ミャンマーにおけるLED照明の今後についてシリーズでお伝えします。今回はその第1弾としてタイ編をお届けします。
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タイでの“巨人”フィリップスに挑む、日本、中国、台湾企業
ASEAN地区に属する、タイ、インドネシア、ベトナム、マレーシア、ミャンマーにおけるLED照明の今後についてシリーズでお伝えします。今回も前回に引きつづきタイ編ですが、この5月22~25日に開催された「第2回 LED EXPO THAILAND」の様子から考察していきます。
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