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山崎潤一郎のデジタル危険地帯

AirPodsの音質を有線イヤフォンと徹底比較、落下対策には妥協が必要

[後編]

山崎 潤一郎=ITジャーナリスト 2017/01/27 ITpro

 発売日当日に予定通り到着したAppleの無線イヤフォン「AirPods」を年末年始に徹底的に使い込んだ。利便性について言及した前回(AirPodsは「買い」だ! 幾重にも積み上げた「未体験の利便性」)に続き、後編の今回は、落下対策と音質についてレポートしたい。

筆者の愛用するAirPodsとiPhone
(筆者撮影、以下同じ)
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有効な手段を見つけることができなかった落下対策

 AirPodsと同じ形状の標準有線イヤフォン「EarPods」は、筆者の左耳と徹底的に相性が悪いようで、本当によく落下する。同じ形のAirPodsも同様だ。これでは落下による紛失が心配でおちおち使用できない。

 スター・ウォーズのストームトルーパーを彷彿とさせるEarPodsのフォルムは、Appleのインダストリアルデザイナーチームが約600人以上の人を対象に124種類以上のプロトタイプをテストして完成させた形状だそうだが、「俺の左耳は規格外かい!」と恨み節の1つも吐きたくなる。

光学センサーを無効化してしまうシリコンカバー

 そこで、考えたのが落下防止用の補助具の使用だ。幸い2012年秋にiPhone 5と共に登場した歴史あるEarPodsだけに、耳へのフィット強化を目的としたシリコンタイプのカバー型補助具がたくさん発売されている。さっそく写真の2種類のタイプを試してみた。

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シリコンタイプのカバー型落下防止補助具を使うと安心感は増すが、光学センサーを塞いでしまうので利便性が損なわれる
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 結果は良好。耳孔内にしっかりとホールドされ安心感が格段に向上した。ただ、ちょっと考えれば分かることだが、このカバー方式には大きな落とし穴があった。光学センサーを塞いでしまうので、前編で紹介した便利機能(装着・非装着の感知による停止・再生)がまったく無効化されてしまうのだ。試しに、ブラックではなく、光を透過しそうに見える半透明のカバー(下の写真)を試してみたのだが、こちらも結果は同じだった。半透明とはいえ透過率が不足しているのだろう。

 コントロールの利便性を選ぶか、落下防止の安心感を採るか、悩ましいところだが、今のところ、カバーを使い安心感を選択している。

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