日本では、個人情報保護法改正に向けた議論の中で、位置情報、購買履歴、健康データといったパーソナルデータの利活用とプライバシー保護の両立が、論点の一つになった。欧州でもそうした議論は進んでいる。また実際のビジネスとして、クレジットカードの購入履歴や位置情報をマーケティングに活用する欧米企業の事例もある。海外でのデータ活用の現状を追った。