電動歩行アシストカート「ロボットアシストウォーカー RT.1」(以下、RT.1)の一般販売を2015年7月に控えるベンチャー企業、RT.ワークス。同社は先日、IoTと介護ロボットを融合するインフラシステムの提供を富士通から受けることを発表した(関連記事)。RT.1に富士通のIoTプラットフォームを組み合わせるというのだ。

 この発表を受け、RT.ワークスは2015年5月14~15日に開催された「富士通フォーラム2015」に出展。富士通との協業をアピールした。

 会場入口に近いブースに展示されていた事実が示すように、富士通にとってもIoT、そして今回の協業は注力領域の1つ。RT.1は、電動歩行アシストカートに通信機能を搭載しているという先進性も相まってか、展示には人だかりができるほどの大きな注目を浴びていた。

富士通フォーラム2015に展示されたロボットアシストウォーカー RT.1
富士通フォーラム2015に展示されたロボットアシストウォーカー RT.1
[画像のクリックで拡大表示]