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Windows Server 2008 パビリオンReview

Review

FUJITSU 富士通 Windows Server 2008検証体験談と富士通の取り組み 実際の使い方に近い環境で検証を実施 独自ツールを開発し、ノウハウも公開

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Windows Server 2008の動作検証は、実際の使い方に近いIT環境で行うことが望ましい――。このような考えに基づいて、富士通はWindows Server 2008の新機能の適用シナリオを検証するための先行導入プロジェクトを立ち上げ、得られたノウハウをシステム構築やソリューション提供で活用するとともに、TIPSとしてWebサイトに公開。顧客にWindows Server 2008を提供するにあたっては、ハードウエア、ソフトウエア、サービス、サポートを含めたワンストップサービスとして提供できるのが富士通の強み。また、人材育成にも富士通は力を注いでいく。

松島 秀男氏富士通株式会社
プラットフォームソリューションセンター
ソリューション技術統括部
プロジェクト課長
松島 秀男氏

Windows Server 2008に自社製品を対応させるべく、多くのメーカーやベンダーがWindows Server 2008の動作検証を行っている。そうした中、富士通のWindows Server 2008先行導入プロジェクトでは、複数世代のOSと類似した役割のサーバーが混在し、事業所ごとにセキュリティレベルが異なる実際の社内環境での検証を実施。富士通の松島秀男氏はその理由を、「お客様が抱えている課題をどう改善できるかを、実際の使い方に近い環境で検証することが重要と考えました」と語る。

検証は、本社と2つの事業所に分散配置されたサーバー群を仮想化テクノロジー「Hyper-V」ベースで統合集約するというシナリオに基づいて、現在も進められている。OSの世代は、移行前がWindows Server 2003 SP1/Windows 2000 Server SP4/Windows NT Server 4.0 SP6aの3種類。移行後はWindows Server 2008に統一。各サーバーをHyper-VのゲストOSとすることで、物理サーバー台数を十数台から4台に削減した。ドメインコントローラーをWindows Server 2008のServer Coreでセキュア化し、事業所にもセキリティレベルの高い読み取り専用ドメインコントローラー(RODC)を置くシステム構成だ。サーバー統合は本社側についてのみ行われ、Windows Server 2008のWindows Server Failover Clustering(WSFC)で可用性を確保している。

Server Core構築を容易にする独自ツールとスクリプトを開発

このプロジェクトで得られたノウハウの1つは、GUIに慣れたITプロフェッショナルにとってServer Coreは敷居が高いということ。松島氏は「なにしろ、ヘルプもコマンドで参照する必要があります。運用に入れば安定稼働に貢献することは確かなのですが、これまでWindowsのGUIに慣れ親しんだ方々にとって、サーバー構築作業はGUIを利用したほうが確実に行えると弊社は判断しました」と語り、Server Core構築支援ツールとサーバー構築チェックスクリプトの2つのツールを社内開発したことを明らかにした。

Server Core構築支援ツールは、必要なパラメータをGUI形式のデザインシートに入力するとサーバー構築用のスクリプトを出力する。実際には、6つの画面にコンピュータ名、管理者パスワード、IPアドレス等、パラメータを入力することで、約50ステップ、15〜20種類からなるサーバー構築用のスクリプト(cmdファイル)が自動生成される。SEは、そのスクリプトを実行するだけで、コマンドラインを扱うことなく、サーバーの構築ができてしまうというわけだ。

富士通が開発したServer Core構築支援ツール。Server Core環境で実行させることもできる

サーバー構築チェックスクリプトは、構築が完了したサーバーの状態を記録したり内容を確認したりするためのツールだ。チェックできる項目には、コンピュータ名、所属ドメイン、ネットワーク接続、プロキシ接続、リモートデスクトップ接続、ライセンス認証実施の有無などがある。

松島氏は、「このプロジェクトで得られたノウハウは、弊社のWebサイトで公開されています」と紹介。Server CoreのTIPSだけでなく、Windows展開サービスやWindows Serverバックアップを使用しての「気付き」も掲載されていると付け加えた。

ハード/ソフトから人材育成まで富士通はトータルに取り組む

セッションの最後に、松島氏はWindows Server 2008に対する富士通の取り組みについても触れた。同社の取り組みは、高信頼プラットフォーム、ミドルウエアと主要ISV製品、アプリケーションパッケージ、システムインテグレーション、サービス、サポートの全領域をカバーするトータル性が最大の特長。Windows Server 2008を動作させるためのプラットフォームとしては信頼性、コストパフォーマンスに優れ、豊富なラインアップを持つPCサーバー「PRIMERGY(プライマジー)」とダイナミック・ハードウエア・パーティショニング(DHP)対応の基幹IAサーバー「PRIMEQUEST(プライムクエスト)」の2シリーズが用意されている。

また、ビジネス・インテグレーション・プラットフォーム「Interstage(インターステージ)」、統合運用管理ソフトウエア「Systemwalker(システムウォーカー)」、高信頼データベース「Symfoware(シンフォウェア)」の3カテゴリからなるミドルウエアについては、Windows Server 2008の発売後、対応版が順次投入されていく予定だ。

Windows Server 2008に向けて、富士通はハードウエア、ミドルウエア、アプリケーションパッケージ、システムインテグレーション、サービス、サポートの全領域でトータルに取り組む

Windows Server 2008に精通したエンジニアを育成

さらに、富士通はWindows Server 2008に精通した人材の育成も積極的に進めている。「マイクロソフトとの連携を通じてWindows Server 2008の正式発表までに数百名のエンジニアに対する教育を実施するほか、実機を使ったハンズオン・トレーニングも企画しています」と、松島氏。顧客へのWindows Server 2008のデリバリーに向けた富士通の取り組みは、準備万端だ。

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FUJITSU

富士通コンタクトライン
TEL 0120-933-200
受付時間9:00〜17:30(土・日・祝日・年末年始を除く)
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