オープンソース活用「PowerGres Plusユーザー事例 KDDI株式会社」
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FUJITSU
オープンスタイル株式会社
KDDI
  オープンソースを活用し、新しいホスティングサービスを実現  
  リード  
  ブレードサーバーによるホスティングサービスを実現  
  社員 ブロードバンドの本格的な普及を背景に、ECサイトにも高度な可用性が求められつつある。大容量で安定的なサーバーの運用を効率的に行うために、データセンターサービスの重要性がますます高まっている。その利用形態は、ユーザー企業が所有するサーバーやネットワーク機器をデータセンターに預ける「ハウジング」と、データセンター側が用意するサーバーやネットワーク機器をレンタルする「ホスティング」に大きく分かれる。さらにホスティングの場合、1台のサーバーを占有するサーバー専有タイプと、複数のユーザーで共有するタイプがある。

 2004年11月からサービス提供を開始した「KDDI専用サーバサービス」は、サーバー専有タイプのホスティングサービスだ。しかし、このKDDI専用サーバサービスが、従来型のデータセンターサービスと決定的に異なるのは、ブレードサーバーで構成されている点だろう。

社員 「ブレードサーバーを全面的に採用したホスティングサービスは、当社の知る限り国内では初めてではないかと思います。ブレードサーバーのメリットは、設置面積当たりのサーバー数を増やせることです。データセンターは基本的に場所貸しのサービスですから、設置面積が少なければその分サービス料金を抑えることができます」と語るのは、ネットワークソリューション事業推進本部 プロダクト統括部 データグループ 課長補佐の江島昭氏。

 また、プラットフォーム開発本部 開発2部 開発1グループ 課長補佐の松本修氏は、「もっと早くブレードサーバーを利用したサービスを提供したかったのですが、ブレードサーバー自体がまだ新しい技術でしたので、データセンターサービスの信頼性に耐えうるものであるかという検証に少し時間がかかりました。今回採用したIBMのBladeCenterは、CPUとしてインテル社のXeon 3.2GHzを搭載しており、メモリは1GB、2つの40GB HDDでRAID1を実現しています。信頼性の面でも問題はなく、集積度と性能面でバランスがとれた製品だと思います」と付け加える。

 
  KDDIならではの高品質なサービスを低価格で提供  
  イメージ KDDI専用サーバサービスでは、2種類のOSをサポートしている。1つは「Turbolinux Appliance Server Hosting Edition」で、マーケットでも評価の高かったサン・マイクロシステムズのCobaltの後継ソリューションとして捉えている。業務アプリケーションの運用を考えている顧客向けには、「Red Hat Enterprise Linux ES」を用意している。「お客様にご利用いただくrootアカウントがロックしてしまった場合の回避手段をはじめ、ブラウザからさまざまな設定やお申し込み内容の変更手続きができるサポートWebツールなど、運用面での機能も充実させています」と松本氏はいう。

 KDDIは、国内においていち早くデータセンターサービスを開始し、すでに10年以上もサービスを提供し続けてきた。通信キャリアならではの大容量・高速インターネットバックボーンに直結しているだけでなく、堅牢な設備とバックアップを備えた電源・空調設備、強固な侵入防止・セキュリティ管理体制を整えており、情報セキュリティマネジメントの評価基準である「BS7799:PART2」や「ISMS適合性評価制度」の認証も取得している。「低コストで、これだけの性能や設備をご利用いただけるのは、現時点で『KDDI専用サーバサービス』だけだと自負しています」と、江島氏は自信を見せる。

 
  機能とコストのバランスに優れた「PowerGres Plus」を採用  
  イメージ 「KDDI専用サーバサービス」では、サービスのデータベース管理サーバーとして「PowerGres Plus」を採用している。PowerGres Plusは、ApacheなどのWWWサーバーと連携して使用されることが多いオープンソースソフトウエア「PostgreSQL」に、富士通が独自に開発した「Extended Storage Manager for PostgreSQL」を組み込み、機能拡張されたビジネス向けデータベースだ。

 その特徴は、PostgreSQLのコマンドやAPIを100%継承しながらも、ビジネスユースで必要となる豊富な機能を追加することで、信頼性と性能を向上させている点。国内でもすでに、さまざまなシステムでの採用が始まっている。

 「SQL機能の充実はもちろんですが、ディスク障害に対しても障害直前のデータをリカバリーできるなど、バックアップ/リストアやロギングの機能が充実していることが重要でした。PowerGres Plusは、こういったビジネスユースに欠かせない機能が標準的にサポートされており、システムのグレードとコストのバランスが非常に優れた製品だと思います」と、松本氏はPowerGres Plusを採用した理由を説明する。

 PowerGres Plusの導入にあたっては、オープンスタイルがシステム構築を担当した。松本氏は、PowerGres Plusの機能に加え、サポート体制も重要なポイントとなったと説明する。「オープンソースのプロダクトを採用する際に問題となるのはサポート体制ですが、PowerGres Plusは強力なサポート体制をとっており、安心できました。修正パッチプログラムや障害の回避方法に関する情報の提供などが充実しているので、安定的にシステムを稼働させることができます」(松本氏)。

 江島氏によれば、「将来的にはWindowsなど他のOSも利用できるようにしたいし、オプションサービスなどもさらに充実させていく予定」という。サービスの内容が変更されたり、オプションが追加されれば、データベースも拡張されていくことになるが、「PowerGres Plusであれば柔軟な対応が可能なので、管理面でも問題はありません」と語る松本氏。「KDDI専用サーバサービス」は、まだ開始したばかり。今後、ますますのサービスの充実が期待される。

 
 
お問い合わせ先
オープンスタイル株式会社 オープンスタイル株式会社
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-20
ワイ・エス・コーラルビル2F
TEL:03-3237-4545
FAX:03-3237-4544
E-mail:
info@openstyle.jp

「KDDI専用サーバサービス」に関するお問い合わせは
KDDI株式会社
http://www.kddi.com/business/service/data_center/senyo_server/
「PowerGres Plus」に関するお問い合わせは
富士通株式会社
http://software.fujitsu.com/jp/powergresplus/


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