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北海道マツダ販売株式会社
総務部 経理課 課長 村本 圭司 氏
日本事務器株式会社
東日本営業本部 北海道支社 SI事業部 副長 林 智康 氏 カーライフのトータルサポートを、北海道全域に対して地域密着型で展開している北海道マツダ販売株式会社(以下、北海道マツダ販売)。ここでは車両整備向けの基幹システムを、Windows NTからWindows Server 2003へ移行した。サーバにはNEC Express5800の最新モデルを採用し、リモート運用支援のためにOS/アプリケーション監視ツールESMPRO/BOM*1をはじめとしたサーバ運用監視ツールESMPROシリーズ*2も導入。古いOSを使い続ける不安や不便さを解消するのみならず、パフォーマンスや安定性、管理性の向上といったメリットも享受している。 |
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Windows Server 2003が登場してから約1年。企業ユーザへの導入は着々と進みつつあるようだ。その理由としては、Windows Server 2003の堅牢さやパフォーマンスの向上、セキュリティの向上などを挙げることができるだろう。またWindows NTのサポート切れが目前に迫っていることも、この動きに拍車をかけているといえる。 しかしその一方で、なかなか移行に踏み切れないユーザも少なくない。その理由は単に移行の手間やコストの問題だけではなく、“漠然とした不安”にあるのではないだろうか。例えば作業工数が思った以上にかかるのではないか、移行後に予想外のトラブルが発生するのではないか、などといった不安である。 しかしこのような不安は杞憂に過ぎない。その好例として紹介したいのが、北海道マツダ販売の移行事例である。 このシステムはもともとオフコンで動いていたが、1998年にWindows NT 4.0へと移行。アプリケーションはVisual Basic 4で自社開発され、クライアント/サーバ型で稼働するようになっている。サーバは本社と北海道全域の39の店舗、中古車の物流・販売を行う“マイカーランド”に設置され、これらがWANで接続されている。これによって各店舗での顧客情報管理や整備情報の管理を行うと共に、それらの情報を本社に集約・活用しようとしているのである。
![]() このOS移行の検討が始まったのは2002年12月。そのきっかけになったのは日本事務器株式会社(以下、NJC)の提案だった。この時NJCはWindows 2000 Serverへの移行を提案。北海道マツダ販売はこの提案を受け、2003年3月からWindows 2000 Serverの評価を開始する。「2003年秋にはサーバマシンのリースアップが控えており、Windows NTのサポート切れも近づいていました」と振り返るのは、北海道マツダ販売で総務部 経理課 課長を務める村本 圭司氏。すでに使い始めて5年が経過し、ハードウェアが古くなっていたことも、移行決断の大きな要因だったともいう。 その後マイクロソフトがWindows Server 2003の発表を行うに伴いこの最新OSの保守性と将来性に着目。これらシステムのサポートも担当するNJCの薦めもあり、移行のターゲットをWindows Server 2003に変更。2003年7月にはWindows Server 2003の評価に着手する。最大のポイントは、「Windows NTで実現できたことがそのまま、Windows Server 2003でも実現できるのか?」ということだった。そして評価の結果サービスフロントシステムがほぼ問題なく稼働することが、わずか1ヶ月間で検証されたのである。 2003年10月からはアプリケーションの修正作業を開始。これはサーバOSだけではなく、他の環境も同時に変更することになったからだ。まずアプリケーション開発環境はVisual Basic 5からVisual Basic 6へとアップグレード。クライアントOSもWindows NTからWindows XPへと移行した。そしてデータベースもバージョンアップ。これら移行の過程で、OSの移行に伴うアプリケーションの修正は殆ど発生しなかったという。 2003年11月にはモデル店舗での移行を開始。ここで1週間の稼働確認を行った上で、順次各店舗へと展開していった。これに伴いハードウェアもNEC Express5800の最新モデルへと一新。そして2003年12月には、全店舗への展開を完了したのである。 「Windows Server 2003への移行は、思った以上に簡単でした」と村本氏は振り返る。中堅中小規模の企業は、安定稼働が重視され、いわゆる“枯れた技術”のような実績豊富なアーキテクチャが選択されることが多いが、Windows Server 2003は最新OSであるにもかかわらず、安心して導入できることを実感したという。 「古いOSのままでは新しい周辺機器やアプリケーションが利用できないという問題もありますが、新しいOSを安心して導入できればこのような問題も解消できます」と村本氏は語る。
その一方で「移行をスムーズに行うにはベンダーの選択も重要」と指摘するのは、移行の提案と技術支援を行った、NJC 東日本営業本部 北海道支社 SI事業部の林 智康氏だ。NECは非常に対応が早く、今回のプロジェクトでもNECが開設した本件専用の技術対応窓口で、技術的な疑問や問題に対する迅速な対応を受けられたと評価。またハードウェア製品の選択も、価格と信頼性を考えればNEC製品しか考えられないと指摘する。 この移行によってサポート切れの問題が解消されたが、メリットはそれだけではない。まずシステムのレスポンスが劇的に向上した。これはサーバのハードウェアが新しくなったことも大きな要因だといえるだろう。安定性や管理性も高まったが、その運用方法については「Windows Server 2003は基本的に、Windows NTと同じ運用方法を適用できます」と村本氏は補足する。また今回の移行に伴い新たに導入したESMPRO/BOMをはじめとするNECの運用管理ソフトESMPROシリーズによってリモート運用が容易になったことで、管理性も大幅に向上したという。 なお北海道マツダ販売では、これまでオフコンで動いていた人事給与システムも、パッケージにNJCの「CORE Plus」*3を採用し、同時期にWindows Server 2003へと移行している。また現在はまだオフコンで動いている財務会計システムも、今後はWindows Server 2003によってオープン化することを検討しているという。 このようにWindows Server 2003への移行は難しいものではない。また移行に伴って様々なメリットも期待できる。躊躇する必要は全くないといっても、決して過言ではないのだ。 *1 NEC ESMPRO/BOM:OSやアプリケーションを含めたサーバ上のソフトウェアを監視するソフト。障害発生を未然に防ぐ。
・Microsoft、Windows 、Windows NTは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。CORE Plusは、日本事務器株式会社の登録商標です。ESMPROは、日本電気株式会社の登録商標です。その他の製品名は、一般に各社の商標または登録商標です。
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