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LotusDay 2008 Review 動き出した,全方位コラボレーション

基調講演 3つの“C”に対応したロータス製品の最新動向を披露

2004年に再開されてから今年5回目となるLotusDay 2008。年初にフロリダのLotusphere 2008で発表された最新の戦略ロードマップがどこまで実現されているのかを確認する場でもある。その基調講演で日本アイ・ビー・エムのソフトウェア事業 Lotus 事業部長の澤田千尋氏は,LotusDay 2008の見どころとして,各分野におけるロータス製品の新たな取り組みなどについて紹介した。

個のつながりを強化する3つの“C”への対応が進む

日本アイ・ビー・エム株式会社 ソフトウェア事業Lotus事業部 事業部長 澤田千尋氏

「これからは人が主役になり,個のつながりの強化が重要になります。そこでは,Communication,Collaboration,Coordinationの3つの“C”の要素が求められます。LotusDay 2008では,この3つの“C”に対応したロータス製品の最新の状況をご理解いただきたい」と澤田千尋氏は,基調講演の冒頭でLotusDay 2008のポジショニングを紹介し,各製品の見どころについて触れた。

澤田氏はまず,チャットやプレゼンスを可能にするLotus SametimeとIPテレフォニーとの融合について説明し,「今後はSametime AdvancedからSametime Unified Telephonyへとさらにコミュニケーション手段の融合を図っていきます」と語り,現在,IBM社内で利用しているシーンをデモンストレーションで紹介。実際に,スケジュール表から後日大阪で催されるLotusDayの担当者に直接電話をし,Lotus SametimeとIPテレフォニーのシームレスな関係を強調した。

続いて,エンドユーザー自身が簡単にマッシュアップでアプリケーションを構築できるようにするIBM Mashup Centerを紹介。「ガジェットやウィジェットに代表されるように,エンドユーザーコンピューティングの第2の波が来ています」と澤田氏は現状の変化を指摘し,多くのユーザー向けにアプリケーションを作るエリアとは別に,利用ユーザー数が少ないニッチな分野のアプリケーションが増えると予想する。

「被災地救済の支援のためのアプリケーションのように,その都度必要で,その場限りのアプリケーションの中にはニッチでも付加価値の高いアプリケーションがあります。IBM Mashup Centerによって,マッシュアップでアプリケーションを構成し,そうしたニーズに応えることができるようになります」と澤田氏は語り,IBM Mashup Centerによって,プロジェクトメンバーを選定するアプリケーションを構築して利用するといったデモンストレーションを披露した。

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既存インフラと新技術の導入で日本のCEOの改革を支援する

また,注目を集めるオフィスツールについても触れ,「Lotus Notes 8からワープロ,表計算,プレゼンテーションなどのオフィスツールを提供してきましたが,これをLotus Symphonyとして無償で提供することになりました。有償のサポートサービスも開始しています」と現況を説明した。

エンタープライズ分野のトピックスとしては,AtlanticとLotus Foundationsが紹介された。AtlanticはSAPのビジネスソフトウェアとLotus Notesをカスタマイズなしで連携する製品で,独SAPと共同で開発プロジェクトが進められている。「商品テーブルや在庫状況をドラッグ&ドロップして見積もりツールへ移すなど,アプリケーション連携がLotus Notesクライアント上でシームレスに行えるようになります。Atlanticは今年中に出荷する予定です」(澤田氏)。

一方のLotus Foundationsは,Lotus Notes/Dominoを搭載したアプライアンスサーバーで,現在,パートナー企業と開発中だという。澤田氏によれば,「50から100ユーザー向けの製品で管理が簡単になります。こちらも今年中に提供を開始する予定です」とのことだ。

さらに,新しい変化に対応した研修コースの充実に注力していることを紹介し,ロータスが提供する技術についての理解を促すとともに,「集中管理ができるブラウザベースから分散管理のクライアントベースまで,ユーザーのニーズや新しい技術に対応して製品としてのポートフォリオを広げてきました。ユーザーの皆さんの状況や目標に応じて最適なものを選択していただきたい」と語った。

最後に澤田氏は,「日本のCEOは変革への意識が高い。既存のLotus Notes/Dominoのインフラの活用と,新しいコラボレーションやコミュニケーションを実現するツールの導入を通して,日本のCEOのチャレンジを支援していきたい」と意欲を語り,講演を締めくくった。

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新バージョン/新機能 Lotus Domino 8の進化 ~DWA,TravelerからLotus Domino 8.5動向まで

日本アイ・ビー・エム株式会社 SWテクニカル・セールス&サービスLotus 第二テクニカル・セールス 主任ITスペシャリスト 臼井修氏

インターネットとのシームレスな連携を図るLotus Notes/Dominoにとって,ブラウザからの利用を実現するLotus Domino Web Accessをどう活用していくかは大きなテーマである。昨年,バージョン8を発売したLotus Domino Web Accessはどこが進化したのか。Lotus 第二テクニカル・セールス 主任ITスペシャリストの臼井修氏から,機能強化の中身と今後の進化の方向性について講演があった。

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一歩進んだ使い方/ユーザー事例 Lotus Notes資産は最強のコンテンツ ~Lotus Notesユーザーにおけるポータル最新事情

日本アイ・ビー・エム株式会社 ソフトウェア事業 ロータス事業部ポータル営業部 部長 塚田歌奈女氏

ホワイトカラーの生産性向上のためにエンタープライズ・ポータルへの関心が高まっている。エンタープライズ・ポータルを構築するうえで,Lotus Notesとそのアプリケーションはどのように位置づければよいのだろうか。Lotus Notesを活用したポータルの構築を支援するソフトウェア事業 ロータス事業部 ポータル営業部 部長の塚田歌奈女氏が,エンタープライズ・ポータルに求められる機能とLotus Notesの既存資産の活用についてユーザーの動向を交えて講演した。

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お問い合わせ先 日本アイ・ビー・エム株式会社
http://www.ibm.com/jp/

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