![]() |

|
情報を必要とするアプリケーションや人が,必要なデータに必要な時,自由にアクセスできる次世代情報統合環境,"インフォメーション・オンデマンド(IOD)"。IBMは,このコンセプトを実現するために,ソフトウエア製品のポートフォリオを強化してきた。ビジネスにおける課題とインフォメーションにおける課題を解決するために,IBMはIOD戦略を提唱し,そのIODを実現する中核ソリューションの1つである「Information Server」を日本で初公開した。 IBMのインフォメーション・オンデマンドが実現すること
多くの企業では,業務要求に合わせてアプリケーションが構築されている。その結果,顧客情報や商品情報などのマスター・データがシステムにより異なっていたり,あるいはシステム間でのデータ活用が困難な状況となり,SOAによる柔軟なシステム構築の大きな妨げとなっている。こうした課題を解決するために,IBMではインフォメーション・オンデマンド(IOD)を提唱している。 「IODは,信頼できる価値あるインフォメーションをリアルタイムに提供し,ビジネスプロセスやアプリケーションを最適化することで,業務の生産性を向上させます。異機種環境のアプリケーションや情報ソースを有効活用し,既存投資の保護と効果的な新規投資を拡大します」と森氏は話す。 IBMでは,信頼できる価値あるインフォメーションを迅速に提供するために,Industry Models & Acceleratorsと,IBM InfoSphere MDM Serverに,IBM Information Serverという3つのセグメント化されたInformation Platformとソリューションを整備している。この中で,Information Sererは,データの理解,クレンジング,変換,提供というプロセスを通して,統合メタデータ管理と高度な並列処理によって,インフォメーションの統合操作や管理を実現する。 「Information Serverは,IBMの長期的な戦略に基づく成果です。2002年から開発がスタートし,英語版が2006年に発表になり,それから1年半の時間をかけて日本語版を提供できるようになりました」と森氏は誕生の経緯について説明する。 Information Serverの概要
IBM Information Serverは,複数の製品によって構成されている。データの理解,クレンジング,変換,提供というそれぞれのプロセスに対応した製品構成は,以下のようになっている。 『理解』 『クレンジング』 『変換』 『提供』 これらの製品群に加えて,迅速なSOA環境に対応するためにIBM WebSphere Information Services Directorや,メタデータの来歴参照のためにIBM Metadata Workbenchも用意されている。 「IBM Information Serverは,企業内のインフォメーション・アーキテクチャーの策定を効率化し,情報統合における生産性と柔軟性を向上させます。また,現在と将来のデータに関連する要件への対応コストも削減し,インフォメーションが中心となる様々な規則や要件に対して,一貫した正確な遵守を実現します。そして,広範囲な接続機能と稼動プラットフォームによって,既存のIT投資を有効に活用し,将来への拡張も容易にします」と瀬島氏は説明する。
|
|
||||