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マイクロソフト株式会社
システムテクノロジー統括本部 システムプラットフォームグループ 今田 隆秀氏 |
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マイクロソフトは「Virtual Server 2005 R2」を無償提供し,Windows環境下における仮想化を推進。ユーザー企業に対する導入支援でも,ホストOSのライセンス体系を改定するなど,様々な取り組みを実施している。2007年上半期以降も新製品を順次発表し,同社製品に対する仮想環境上でのフルサポートを予定。こうした一連の取り組みは,今後,仮想化技術に注力していくというマイクロソフトの強いメッセージといえよう。
VS 2005 R2を無償提供
他製品との併用で高度な要件にも対応
他製品との併用で高度な要件にも対応
マイクロソフトでは,「Virtual Server 2005 R2(以下,VS 2005 R2)」を無償で提供し,企業の仮想化への取り組みを支援している。これはWindows Server 2003 R2をホストOSとして,1台のサーバー上で複数のゲストOSの動作を可能にし,様々なデバイスを仮想的に同一のものと見なすもの。同社の今田 隆秀氏は「これにより初期投資をおさえて,容易に仮想化を実現できます」と述べる。
オプションツール「Virtual Server Migration Toolkit」を使えば,物理サーバーをイメージ化しVS 2005 R2ベースの仮想環境に移行可能。テスト・開発環境の自動化や既存アプリケーションのリホスティングなどに有効といえる。
また,Windows Server 2003 R2に実装されている「Microsoft Cluster Service(以下,MSCS)」と組み合わせれば,ゲストto ゲスト,ホストto ホストという2種類のクラスタリングが可能となる。「計画停止によるメンテナンスやディザスタ・リカバリ対策に有効に機能します」と今田氏。加えて,システム運用管理ツール「Microsoft Operations Manager 2005」を使えば,物理環境のホストOS,仮想環境のゲストOSを透過的に監視可能だ。MSCSと組合せれば,負荷の高いノードを検知,そのゲストOSの状態を保存し,別のノードで回復させることもできる。
こうした取り組みに伴い,Windows Serverのライセンス,マイクロソフトサーバーアプリケーションのサポートも改定。Windows Server ライセンスに関しては,サーバー上にインストールされた製品数ではなく,サーバー上で実行するインスタンス数に基づいた課金体系を採用する。またサポートに関しては,2005年以降に出荷されたSQL Server 2005 等のマイクロソフトサーバー製品に対して,VS 2005 R2上でのフルサポートを提供する。
今後も仮想化製品を順次提供
仮想データセンターの統合管理も実現
仮想データセンターの統合管理も実現
さらにマイクロソフトは,2007年上半期に「VS 2005 R2 SP1」を提供予定だ。AMD-V,Intel VTのハードウエアによる仮想化支援機能をサポートし,パフォーマンスや安定性がさらに向上するという。
2007年下半期には,バーチャルマシンの作成,展開,監視を実行し,仮想データセンターの統合管理を実現する「System Center Virtual Machine Manager」もリリース予定。サーバーOS「Longhorn」で利用可能になる「Windows Server Virtualization」では,ハードウエアによる仮想化支援を前提としたハイパーバイザー型のアーキテクチャを採用し,両者の組み合わせによる大幅なパフォーマンスの向上を見込んでいる(図)。この「Windows Server Virtualization」は,サーバーOS「Longhorn」が2007年下半期にリリースされた後,180日以内に出荷予定である。
図 マイクロソフトが提案する仮想化インフラストラクチャ
ハイパーバイザー型のアーキテクチャにより,仮想マシン環境のパフォーマンス向上を実現。より動的なリソース割り当てな
ども可能だ。「System Center Virtual Machine Manager」の導入で,大規模システムの仮想化にも対応する。
「このように当社では仮想化技術によって,IT環境の柔軟性,信頼性,可用性の向上を支援していきます」。今田氏は,同社が今後もこの分野に注力していくことを述べ,講演を終えた。
お問い合わせ
マイクロソフト株式会社
カスタマーインフォメーションセンターTEL:0120-41-6755 URL:http://www.microsoft.com/japan/virtualserver





















