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デル株式会社
エンタープライズマーケティング本部 ソリューション&アライアンスグループ マネージャー 布谷 恒和氏 |
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1つのサーバー/ハードウエアを,ソフトウエアを使って論理的に分割して,複数のコンピュータを動かす仮想化技術。デルの布谷 恒和氏は,高性能化が進むIAサーバーを,VMwareによって仮想化する際の導入ポイントについて解説。導入するハードウエアについては,標準的なデュアルコアインテルXeonプロセッサ2ソケットのラックサーバーで,性能的には十分であることを指摘した。
仮想化は手段であり
目的の1つはROIの最大化
目的の1つはROIの最大化
「仮想化はあくまでも手段であり,その目的はIT投資対効果の最大化やビジネス上の課題解決であることを再認識してください」とデルの布谷 恒和氏はまず強調した。また,仮想化技術そのものがここ数年,急速に成熟していると指摘。ソフトウエアについては,この5年ほどの間にVMwareがバージョンアップを重ね,信頼性が確実に向上。他方,ハードウエアの単体性能およびキャパシティも急速に高まった。
中でもIAサーバーは,エントリークラスでも十分過ぎるほどのコストパフォーマンスがあり,「そのリソースを効率的に使い切ることで投資対効果が大幅に改善できます」と布谷氏。マルチプラットフォーム化やマルチ世代化するITインフラの整理に悩む企業にとって,IAサーバーをVMwareで仮想化する手法は一般的になりつつある。
デルでも多くの事例を手がけており,布谷氏は,国内の製造業やシステムインテグレータが実際に本番環境でESX Serverを導入して,メリットを享受していることを説明した。
コストとリスクを抑えた
導入を実現するために
導入を実現するために
次に布谷氏は,仮想化環境をスケジュール通りに,かつ予算内で安定稼働させるポイントをいくつか挙げた。
まず「VMwareのバリエーション選択は,スキルや経験に応じて段階的に行うのがよいでしょう」と指摘。仮想化技術に初めて触れるのであれば,無償のVMware Serverを含む安価な製品でまずは試用。検証・テストでの利用経験があれば,ESX Server,Virtual Center/VMotion,HAなどが使用できるSAN環境が望ましく,すでに本番使用中であればVI3へのアップグレードを検討できる。
「いずれにせよ,物理と仮想が混在した環境での自社運用を想定し,事前に仮想マシンのライフサイクル管理を体験してみるといった試用が重要です」(布谷氏)。
ただし,仮想化技術で提唱され始めた,完全自動化した運用は事実上まだ困難であり,理想よりも現実の運用を見据えてほしいと注意を促した。
また,ハードウエアの導入にあたっては,標準的なデュアルコアインテルXeonプロセッサー2ソケットのラックサーバーで十分と強調。「高価な大型サーバーや,拡張PCIスロットの数に制約を受けるブレードサーバーは必須ではなく,むしろ,ストレージやVirtual Center,移行ツールに投資すべきです」と指摘した。
さらにまた,仮想化で懸念されがちなCPUのオーバーヘッドよりも,むしろデバイス統合による,I/O周りの強化に留意してほしいと述べた。
デルではこれらのポイントをまとめた冊子「VMware ESX Serverサーバ統合ガイド」の無料配布を行っており,ホームページ(www.dell.com/jp/vmware)上で受け付けている。
図 典型的なVMware ESX Serverの仮想化環境システム構成(完成形)
仮想マシンの実体はSANストレージに置き,ESX Serverとは分離。サーバーの導入展開や負荷状況に応じて,ESX Serverが稼働するIAサーバーを必要な分だけ増強することができる。





















