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ビジネスの現場で、情報活用し、「見える化」をするというのは、業務から発生する「数字」を、いろいろな視点(切り口)で集計・分析して見るということだ。その視点をどのように見つけるのか、それがレポートの品質を左右し、ひいては的確な経営判断に結びついてくるといっても過言ではない。
「切り口」は、利用する人の立場や状況に応じて異なる。したがって、その指定は柔軟にできることが大切だ。またデータを分析する多くの場面で、日本企業にとっては、四半期など会計期間に合わせた時系列の切り口が重要である。それらを簡単に選択できることが望ましい。
また、データの鮮度も大事である。例えば、当日午前中の売上データがほしいとき、当日のデータを夜間バッチによって集約するデータウェアハウスでは、翌朝までデータの入手を待たなければならない。それでは素早い意思決定に支障をきたす場合もある。基幹システムや業務パッケージなどから、業務で刻々と蓄積されている最新データをデータ出力機能(システムのデータをCSV形式のファイルで出力する機能が提供されている場合が多い)で取り出し、即座に利用できるのが理想的である。
Interstage Navigatorは、いまここに挙げた各種要件をすべて満たす情報分析ツールである。
まず、多角的な情報分析の切り口を提供する「管理ポイント」というユニークな機能についてご説明したい。
Interstage Navigatorの操作について、スクリーンショットを見ながら解説していくことにする。まず、図1と図2を見ていただきたい。向かって左側にあるタブは「管理ポイント」と「データ項目」である。管理ポイントとは、レポートにおける表頭(行)と表側(列)の項目の選択肢を示したもので、データを分析する際の“切り口”となる。
商品コードや店舗コードなどの値を、種類や地域で分類した『カテゴリー型』や「5万円未満、5〜10万円、10〜15万円」といった数値の範囲で分ける『範囲型』、「半期、四半期、月別」で分ける『時間型』などのテンプレート(型)が用意されており、それを活用して効率的に集計・分析作業に入れる。もちろん、管理ポイントは、自由に追加できる。
図1や図2の画面右側の「問い合わせのレイアウト」上に、必要なデータと分析の切り口を管理ポイントおよびデータ項目から選び、マウスで移動するだけで集計・分析結果がすぐに得られる。



ここで、各店舗の商品カテゴリー別、四半期ごとや年度ごとといった時期別の売上高を集計したいとしよう。この場合、管理ポイントから「店舗名」と「商品分類」を選択し、問い合わせレイアウトの表側に設定する。そして、問い合わせレイアウトの表頭には「売上時期」を設定する。次に、「データ項目」の「売上額」をクリックして、「問い合わせレイアウト」にドラッグ&ドロップする。これだけの作業で、各店舗の商品カテゴリー別、時期別の売上実績のレポートが作成される。
また、商品カテゴリー別ではなく、商品の価格帯別の売れ行き状況が知りたい場合は、問い合わせレイアウトの表側に、管理ポイントから「価格帯」などの項目を移動するだけで目的のレポートが作成できる。
ここで注目したいのは、データの中には「価格帯」の項目は存在しないことである。つまり、レポート作成の時点で、「価格」のデータをもとに「5万円未満、5〜10万円、10〜15万円」という括りで自動的にグルーピングされて、その集計結果が得られるのである。
これら一連の処理において、データベース操作に必要な専門言語の入力や表計算ソフトウェアのマクロ機能の使用といった難度の高い操作を一切使っていない。Interstage Navigatorは基礎的な表計算ソフトウェアの知識があれば、誰でも簡単に操作可能なのである。
また、Interstage Navigatorは、リアルタイムで企業内のデータを把握できるのも特長の一つだ。例えば、新製品の売上状況をレポートしたい場合、レポート当日の最新の売上データを取り込める。これは、Interstage Navigatorは、 対象とするデータがRDBのレコードでも、CSVファイル形式であっても、そのことをユーザーは意識することなく、情報分析できることにある。例えば、売上実績はDWHで管理されており、予算情報は店舗や部門で別々に管理されていたとしても、それらをひとつの画面で突き合わせて達成率を比較することが可能である。
さらに、前日までのCSVファイルと、当日のCSVファイルとが別々のファイルとして作成されていても、画面上で集約し、一元的に集計できる(図4、図5)。
前述の店舗別の売上実績レポートの例では、実績ファイルを登録するフォルダXを全店の共有フォルダとし、各店舗の基幹系システムから当日の実績データを取り出し、登録しておけば準備完了となる(図6)。



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情報分析ツールを使い始めると、思っていた以上に苦労するのが、「年度」、「月度」や企業独自の会計期間(3月締め、20日締めなど)にあわせた集計だ。一般的な情報分析ツールでは、データベース上への分類データの追加など、事前準備が必要になる。
一方、Interstage Navigatorは、日付データをもとに、日本の商習慣に合うように月度、四半期、半期、年度などの「時間」の概念があらかじめ集計単位としてテンプレート化されている。カレンダー上の年や月だけでなく、「年度開始が4月(3月締め)」「20日締め」など、企業独自の年度や月度、あるいは和暦での表示も容易である。一般的な情報分析ツールのように、データベース上への分類データの追加など、事前準備が必要ない。
そのため、時間軸でくくった時系列集計表が簡単に作成可能だ。集計したい時間軸を選択し、問い合わせのレイアウトに移動させるだけで作成できる(図7)。
しかも驚かされるのは、分析で重要となる前年比較などの相対時間比較も手軽に行える機能である。管理ポイントに、あらかじめ「前年同月」などの切り口も用意されており、それを問い合わせレイアウト上に移動させれば、すぐにレポートを表示できる。これを一般的な情報分析ツールで実現しようとすると、専門性の必要な高度な設定などが必要になり、費用も時間もかかる。ところが、Interstage Navigatorでは、拍子抜けするほど簡単に相対時間での比較による集計表が実行できるのだ。
以上のようにInterstage Navigatorは、ビジネスの現場で役に立つ使い勝手のよさを徹底的に追及して設計された画期的な情報分析ツールである。企業経営の「見える化」のために導入を検討されてはいかがだろうか。


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