無償のVMware Playerが与えた衝撃度VMwareは1台のPC上で,複数のOSを仮想マシン(VM)として稼働できるようにするツールである。私はこれまでクライアント向けの「VMware Workstation」をテストしてきたが,先日楽しい驚きに目を見張った。早朝のブログ・サーフィンで私は以前読んだことのない「Wubble」と呼ばれるブログに行き当たった。よくよく見るとそのブログの著者は米VMwareに勤務するPhilip Langdale氏だった。
無償のVM稼働ツール VMware Playerには,2つの特徴がある。第1に,これはほかのVMwareツールで作成されたVMを起動でき,さらにMicrosoft製「Virtual Server 2004」のVMやSymantec製「LiveState Recovery」で作成されたスナップ・ショットをサポートする。第2に,無償であることだ。 VMware Playerにはいくつかの制限もある。例えばVMを新規に作成できないし,VMに新しいハードウエアを追加することもできない。その他の制限についてはVMwareのWebサイトにある機能比較表で調べられる(該当サイト)。 要するに,仮想マシンに関する有償作成ツールと無償稼働ツールに分けて,だれでも無償で稼働できるようにしたわけだ。
仮想マシン化されたOSをWebから入手できる 「Novell Linux Desktop」「Novell SUSE Linux Enterprise Server」「Red Hat Enterprise Linux」などのほか,さらに様々なアプリケーション・ベンダーが提供するVMをダウンロードして入手できる。VMwareはさらに「Ubuntu Linux」ベースのVMも提供している。これはブラウザ・アプリケーションとして構成されていて,あなたが使っているホストOSをマルウエア(悪意のあるソフトウエア)から守りながらインターネットをサーフできるように設計されている。
あなたのPCを守る仮想マシン ハニーモンキーを稼働したり,スパイウエアやその他の形のマルウエアをテストしたりする場合も同じである。それに加え,LinuxベースのVMにロードすることで,Linuxベースのセキュリティ・ツールをWindowsデスクトップ上で動かすこともできる。VMware Playerがあれば,ほかのシステムを使えるようにあなたの環境を素早く簡単に拡張できるし,それこそがVMware Playerをあなたのセキュリティ・ツールに追加すると実現できる素晴らしいことである。ぜひ試してほしい。 |